何年前かなーー、つがるおじさんと柴犬マリコに出会ったのは。
出会い方もいつかも忘れてしまう程に自然とこどもたちと馴染んでいて
気がつけば Pygmy School になくてはならない存在になっていました。
※Facebookページ や Instagram に出てくるあのワンちゃんですヨ~
最初は、津軽弁でしゃべるおじさんが何を話しているのかがまっったく分からなくて、
過ごした時代も背景も違う 1人と 1匹との交流は、わたしにとって正に異文化そのものでした。
いや、まだ全部の言葉は理解できないのだけれどね、
幼少期に追いかけれてから、犬は苦手なのだけれどね。
だけど、例え会話が成り立たなくても、おじさんとマリコにある愛を感じていました。
よく分からないけれど大好きなんだ、おじさんとマリコが。
***
これって、赤ちゃんやこどももそうなんじゃないのかなーって思います。
言葉をしゃべれない赤ちゃんや発達段階にいるこどもは、「感覚」で相手とのコミュニケーションをとっているのですよね。
だからね、こわーい顔で怒るお母さんだって、お母さんの中にその子への愛があったら
こどもはちゃんとその「愛」をキャッチするものなのです。
怒っているときはプンプンしてこどもへの愛情がなくなっていても、根本にある愛がすべてを解決してくれるので大丈夫。
安心して怒ろう。(・∀・)
あ、その後に抱きしめてあげられたら、こどもも自分も安心するのでケンカした後のハグはおすすめです。おとなも。
***
そんなおじさんが「ネギ、もってくるから、食べでね〜」と、世田谷区から畑を 1画借りて育てたというネギを持ってきてくれました。
Pygmy School では週 1回 Cooking をする日があり、こどもたちが自分でお料理をするのだけれど、
今回はそのネギを大量に使って玄米ネギチャーハンをつくりました。
ネギってこんなにこどもが食べるもんだっけなーーと不思議になるくらいに、全員がバクバクと食べていて驚きました。
きっとおじさんの「みんなに食べてもらいたい!」という愛情という旨味がタップリと入っていて、美味しかったのかもしれないね。
こどもたちの心と体をつくるのは、食べ物だけじゃない
食べ物の中にある「想い」が 1番の栄養なんだと、食べているこどもの顔を見て思いました。
こどもたち&みかちゃんから出ているネギ臭は、幸せな匂いでございます。
スポンサーリンク