先週、遠足で葉山の海へ行ってきました。なぜこの時期に海へ行ったかは #みかちゃんが書いてます。→『 [ps] 肩書きをなくしてみたら 』
ちなみに、Pygmy Outdoor Lifestyle School では、週に 1度は車(ヴァナゴン)に乗って海山川森へお出かけをするのですが、どこへ行くかを子ども自身に決めてもらうこともあります。
冬の海だから、やることと言ったら磯遊びでカニや貝を探したいのかなーと思ってたら、数日前から「ライフジャケットを着て泳ぐー!」と本気で言っていました。
確かに、その数日前は21°Cだった日もあり、この調子だともしかしたら春でも泳げるなー、と思ってたらこの日はまさかの冬戻り。夜には少し雪予報なんて言ってた日なので、こりゃー海へ行っても入ろうとしないだろうなー、と思ってたら海を目の前にすると更にテンションが上がり、服も脱いでライフジャケットを装着して準備万端。大人はその姿を見てるだけで寒かったです………。
結果はというと、やはりジャボーンと入ることはしませんでした(笑)。海水温度って外気温よりも 1〜2ヶ月遅れてるので、3月、4月は 1年の中で一番冷たい海なんですよね。想像していた通り、海水に触れるとそれはそれは冷たい海でした。ひえ〜
ただ、寒いと言いながらも足だけ入って、生き物を探したり、プカプカしているワカメやヒジキを探したりと、夢中になって遊んでいました。念のため、体が冷えても温まれるようにと焚き火もしていたし、お湯も持参していたので、寒くなっては焚き火で温まり、温まっては海へ入り、を繰り返していました。
周りを見渡すとさすがに海水浴をしている人はいませんでしたが、何人かの漁師さんが小さな漁船でワカメをとっていたので、調べたらワカメは冬が旬だって事を知れました(一つ学び)。
しかも、葉山町では「ワカメのオーナー制度」があるみたい
< 参照:内閣府経済社会総合研究所>
もしも、子どもが冬の海へ行きたいと言ったら皆さんはどうしますか?確かに海水浴はできないかもしれないし、生き物だって夏に比べると少ないですが、子どもが持つ好奇心を軸に考えると"実際に体験してみる"ってとっても大切なことなんですよね。
「冬の海へ行っても寒いから入れないよ」と教えるのは簡単だし、大人に教えてもらえれば自ら体験しなくても知ることはできるけど、それだと同時に「疑問に思ったことは実際に行動して確かめてみる」というマインドは育ちにくくなってしまいます。そうならない為にも、ぜひ子どもの突拍子もない「やってみたい!」を楽しんでみてください。知的好奇心がグイグイ育まれます!
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