人を信じることは自分を信じること。

生まれてから2年くらい、それまでに人は信じることをおぼえる。

生まれてから間もない赤ちゃんは、自分の力だけでは生きていけないから、

泣いて泣いて泣いて、生きていくための欲求を訴える。

そしてしばらくすると、可愛がってもらうために、笑顔をおぼえる。

その時に、赤ちゃんが育てているのは「信じる力」。

自分の望みを叶えてもらうことを繰り返し、人と世の中を信じていく。

そして、自分の存在を受け入れてもらうことで、自分がここにいていいんだと認識するんだ。

信じる力を教えているのは、1番そばにいる人、

多くはお母さん。

昼も夜もない生活、泣いている子どもをみると自分も泣きたくなるけれど、お母さんにしかできないことがある。

大きな大きな仕事がある。

それは、人を愛するということ、そして、自分を好きになること

それを教えられるのは、

「お母さん」なんだ。

子どもが望む小さな願いを叶えれば叶えるほどに、

子どもは自分は愛されているんだと感じる。

自分は信じられることに値するんだと理解する。

子どもに芽生えるのは、「基本的信頼感」。

子どもの全てをありのまま受け入れることで、子どもはどんな自分でもいいんだと感じる。

何があっても自分を好きでいていいんだと理解する。

子どもに芽生えるのは、「自己肯定感」。

お母さんの仕事って家事や家族のお世話だけじゃない

人の一生を変える、大きな大きな役目があるんだ。

だからね、お母さんがその役目を無事に果たせるようにすることが、周りの役目。

子どもの全てを受け容れられるように、お母さんの心に隙間をつくってあげることが大事なんだよ。

お母さんの心の余裕が、子どもの心をより良く育てるのだから。

みんなでお母さんに優しい社会をつくろうよ。

それが子どものためとなるから。


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