「まだカタチにならない言葉を話す子」とした約束を、実行し守ることができました。
参考記事
『 言葉に頼らないコミュニケーション 』
念願の「コーンお焼き作り」が叶った子はとても嬉しそうにしていました。約束を守れた #みかちゃんも大満足です。
私は子どもたちとわざと約束をすることがあるのですが、その意図には約束という手段を使って「尊重」を伝えたいというのがあります。
赤ちゃんでもまだ言葉が話せない小さな子でも大きくなった子でも、自分だけに向けられた約束を大人が守ってくれるという体験は「大事にされている」という実感を生むことができ、
その積み重ねが自分を尊重する気持ちである「自尊心」となり、後に大人になったその子を支える力となるのです。
約束って大きなことじゃなくて、
赤ちゃんなら「えーん、おっぱいほしいよー」と泣いたら、「ちょっと待っててねーあげるからねー」と言葉を掛けてあげることや
小さい子が「だっこーー」と言って、「今できないから後でねー」と言ったら後で抱っこをすることとか
大きくなった子が「今度ここに行きたい!」と言ったら、行けても行けなくても話しをして双方向のコミュニケーションを取ることとか
日常の中の些細なことを指します。
そして、守れるか守れないかではなくどう向き合うかが大事で、
そこを子どもは「約束」としてキャッチするので、事柄を実行できなくても双方向のコミュニケーションを取ることが「約束を守る」という事になります。
「向き合う」ってところが子どもにとっては「約束」なのです。
守れなかったら大人が正直になって話せばいいのですよ。
これは大人も同じだけれど、取り繕うことなくそのままで向き合ってもらえることが、結果心を満たすことになります。
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