高尾山の十善戒。これに「まずは自分を大切にしよう」を足したいです♪




高尾山のコースはこちらです ↓


紅葉はチラホラという感じでまだ緑の木々がキレイに揺れていました!


緑のトンネル♪


雨続きの東京だったので、登山道も滑りやすかったけれど、何と言っても水分に満たされていた植物がとってもキレイでした。


2歳前の子〜3歳に成り立てさんは行けるところまでを登り、#みかちゃんはお兄ちゃんたち(4歳と5歳)と山頂を目指しました。


1号路にあるケーブルカーを使えば今 Pygmy School に通っている 2歳前の子も山頂に行けますが、山頂に着くことが目的ではなく、


「自分で行けるところまでを楽しみながら目指す」ことを小さい子の登山では大事にしているので、親子イベントで登山をする時以外はケーブルカーは使いません。


後で小さい子をサポートしていたスタッフに聞いたところ、張り切って楽しく登っていたそうです。それに、1歳や2歳の子がリュックサックを背負って、皆でお揃いの靴を履いてヨチヨチ登る姿って


本当に可愛いのです・・♡


そりゃおばちゃまたちのアイドルですよ。


しかし、子どもたちに声をかけるおばちゃまを見ていると日本人の気質なのか、面白いなーと思うことがあります。


だいたいが


「わーー!かわいい!頑張って!大変ねーー!


「あらーー、こんなに大きなリック(リュック)背負って、かわいそうに〜」※リュックサックの中身はオムツなので軽いです


「え!!ひーふーみー、何つごちゃんかしら?」※私はそんなに産んでいません。すごい時は10人連れている時に「え!!10人!!すごいわねーお母さん!」と言われたことがあります(笑)


「危ない!転ばないでねー!おばちゃん心配だわ」


などなど、


眉をひそめてネガティブゥゥゥな声掛けなのです。


一方、海外の方は


すごいね!いいね!超いい活動だね!


と満面の笑みで親指を立ててグーーーー! としながら通り過ぎていきます。


息子と北アルプスにある白馬岳に登りに行った時、どこの国かは忘れてしまいましたがご夫婦でそれぞれベビーキャリアを背負い幼児を乗せて、登山と紅葉を楽しみに来ている方と会ったことがあります。


きっとそのファミリーは、子どもがまだ小さいから登山は無理、小さい子とアウトドアはできない、っていう発想じゃなくて


「え?子どもが小さいなら背負っちゃえばいいじゃん!」


ってことなんだと思うけど(笑)、「今」を楽しむ天才だなーと思いました。


誰でも工夫や考え方次第で子どもとの今を楽しむことはできるのですよね。


それと、ついでに思い出したけど、海外の人と結婚した友人のウエディングパーティーに行った時、じじばばが元気なのに驚いたことがあります。


「若者にはまだまだ負けんぞー」とおじいちゃんがダンスをしたり、ご夫婦でキスをしたりと、日本の若者よりも元気でした(笑)。もちろん私よりも。


歳を重ねると心身共に身構えやすくなるのだと思うけれど、最終的には年齢じゃなくて、マインドなんだと思います。


と、そんなわけで、登山していて幼児に会ったら是非「可哀想な目」じゃなくて、「超いいね!」と楽しむ目で見てもらえたら嬉しいです。


現に当の本人たちも、リュックが重ければ背負おうとしないし、登山が嫌だったら既に泣いていて、行動で気持ちを表しているはずなのです。


そうそう、お兄ちゃんたちとは・・・


高尾山はもう何度も登っていてお兄ちゃんたちにとっては屁のカッパ(笑)なので、行きたいコースを選んでもらいました。


すると一人の子が「階段じゃなくて、坂の道がいい」と言ったので(稲荷山コースじゃなくて 1号路という意味)理由を聞いてみると


「だって坂の方が大変だから。大変な方が面白いから」


と答えが返ってきました。


ほほう、難しい方を選ぶとは。少し難しいことが子どもは好きだという心理があるのですが、なるほどなーと思う出来事でした。


1号路にもバッチリ階段はあります!(笑)


まあ稲荷山コースの方が一般的には大変だと言われているのだけれど。。子どもたちの中では違ったようです。この発見も面白いなと思いました。


いつも登山では大人は、時間配分や子どものサポートに徹するのですが、今回は私も視野を広げ、いろいろと寄り道をしながら登りました。


子どもに必要かは分からないけど、くぐってみましたー


高尾山には数々の神様がいるので、できる範囲で御参りをしながら進みました。願い事が叶う鈴を鳴らしたり、心が清らかになる輪をくぐったり、お兄ちゃんたちの素晴らしい成長のお陰で私も高尾山を楽しむことができました。


それにしても、今回の登山を一言でいうと


よくしゃべりまんなーーー!!!


でした!!(* ̄∀ ̄)


ずっっっと、永遠に!マシンガントークをしながら登っていた子どもたちでした。それだけ余裕があったんだネ。#みかちゃんはエネルギーを吸い取られて途中、無言になりたかったけどね!(ならなかったけどね!)


下山は雨上がりでツルツル滑る稲荷山コースを選びました。これも何もない道よりも面白いから。とっても良いマインドが育っています。何度か滑って転んでいましたが、終始楽しそうに進んでいた子どもたちでした。すごいっ!
(゚∀゚)


山頂をしっかりと目指すとなると、小さい子を連れての山登りはハードだけど、今回のように年齢に合わせての楽しみ方は色々ありますので、ぜひ皆さんのライフスタイルに山登りを取り入れてみてくださいね。


※雨上がりの稲荷山コースは滑ります!転ぶと怪我になりやすい大人はご注意くださいませ。私は滑るもんかと真剣でした〜


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