里芋の葉にバッタを乗せてみる〜


稲刈りをしてきました!6月に Pygmy Outdoor Lifestyle School FUTAKO TAMAGAWA(ぴぐみーアウトドア・ライフスタイル・スクール二子玉川) の子どもたちが植えた苗が、美しい稲の穂をたくさん実らせていました〜!うれしい〜♪


これは世にも珍しい古代米の「緑米」です


毎年、小田原にある片野ファームにお世話になっているのですが、こちらの農園では手作業も多く大切に大切にお米を育てていて、現代では珍しい自然栽培をしています。


お米も人も同じで、シンプルで本物を食べていれば(お米にとっては肥料という意味)心身ともに健康なんだよ。と農園の片野さんは仰るのですが、本当にそうだなと私も思っています。


私が思う「シンプルで本物」って何かというと、「自分の好きなもの」です。


例えオーガニックや自然のものでも自分が無理をしていたり、好きでもないのに「体に良いはずだから」と思い込もうとしていたら、


それは「シンプル」ではなく「複雑化」している食べ物になり、「偽り」なのです。


しかし、育ち盛りの稲や子どもには添加物や過剰な肥料は身の丈にあったものではなくて、第三者の思考が入ったものになります。


稲を大きく育てたいから肥料をたくさん与えるとか、雑草が生えないように除草剤を使うとか、これらは人の「思い」の元行われることなのですよね。


片野ファームでは、「稲」を主体にして「シンプルで本物」な肥料(稲わらやぬかや塩など)を使って育てています。そういった片野さんの考え方が私はとっても好きです。




稲刈りはというと、もう全員が田んぼに慣れていて今回一番作業がスムーズにいきました。お兄ちゃんたちはカマを持って自分で次々と稲を刈り、小さい子は大人と一緒にしました。


その後は大人が刈った稲を小さい子チームが運ぶという流れができたのですが、これがセッセとセッセと運んでくれてすごく良い戦力となっていました。それぞれが自分の役割を一所懸命にして稲刈りは終了しました。


それからマコモダケ収穫をしました。


マコモダケ♪


このマコモダケは中華料理で高級食材として扱われているそうなのですが、「お料理で使って」と片野さんがたくさんくれました。採れたては柔らかくて繊維が多い植物なのにみずみずしく生でも食べられるのでその場で味見をしました。


驚いたことにあまり食に興味のない子がワイルドにかじって食べていました!マコモダケと仲間と共にする体験のマジックは凄いですね!(笑)


マコモダケ(真菰筍・マコモタケ)とは
出典:http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/makomodake.htm 

マコモダケ(真菰筍・マコモタケ):選び方と保存方法や食べ方

出典:http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/makomodake2.htm


最後に、翌日のお料理教室で使う食材を片野ファームの畑で収穫してから Pygmy School へと出発しました。


「実体験」がどんな机上の学びにも勝るのは、心を使うからなのですよね。五感を使うと脳が動くのですが、体の発育と同じように、幼児期に(実際には 3歳までに)一番脳が育つので、幼い頃にどれだけ実体験ができるかはどれだけ脳が育つかとイコールになるのです。


そして「自然」は良質な情報で溢れているので、自然体験が幼児期に良いと言われています。


葉っぱのかさー♬


それを強いられてするのではなく、自ら楽しんで行うことが一番大事なので、Pygmy School では子どもが自発的に自然体験を楽しめる環境作りを大切にしています。



スポンサーリンク