みなさんは子どもが転んだ時にどんな声掛けをしていますか?
私は、転んだ子がいたり泣いた子がいたら初めに「大丈夫?」とよく声をかけます。
その後に様子を見てその時に感じた言葉をかけるようにしているのですが、なぜかというと、
子どもは相手の気持ちに便乗しやすいので、例えば転んだ子に対して「あら転んで可哀想ね」と言えば転んで可哀想な私、というマインドになりやすく「転ぶと泣く」という図が出来上がりやすくなるからです。
泣くことがいけないわけじゃなくて、どう感じたかをその子に委ねたいからそうしているのですが、
転んで痛いのか?驚いたのか?平気なのか?など、転んでどうだったのかと本人が感じた事を先ず聞いてあげると、
純粋にその子の気持ちが伝わってくるし、子ども自身も自分で気持ちを整理できるようになるので、些細な声掛けですが大切にしています。
「大丈夫?」と聞いた後に抱っこをする時もあるし、自分で立てるまで待つ時もあるし、その後の対応はその時によるけれど、
大人の感情で子ども(その子)に起きた出来事を済まそうとしないように心掛けています。
すると、Pygmy Outdoor Lifestyle School FUTAKO TAMAGAWA(ぴぐみーアウトドア・ライフスタイル・スクール二子玉川) に通う 2歳前の一番おチビちゃんがお兄ちゃんが転んだ時に側に寄って行き
「だいじょーぶ?」と声をかけていました(笑)
いろんな事が浸透する幼児期だから、なるべく大人個人の感情を押し付けないように、その子が感じたことそのままを表せる環境を作りたいと思っています。
社会の中は多様で溢れるものだから、子どもが自分のままでいられる環境は、その子らしさを守ることと同じなんじゃないかなって思います。
Pygmy School という舞台では、時に大人は黒子役でございます。
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