雨の今日は Pygmy Outdoor Lifestyle School FUTAKO TAMAGAWA(ぴぐみーアウトドア・ライフスタイル・スクール二子玉川)では多摩川河川敷(河原からは離れたところ)に出掛けました。


※雨の日は川の水もぐっと増えるので雨遊びをする際には気をつけてくださいね。私たちは雨の日や前後は川には入りません


歩いている時には水たまりに入ったり、シトシト雨に当たったり、雨の中を走ったりしたのですが、子どもたちはとてもイキイキとした顔をしていました。


気持ちよさそうに川に入っていた鴨と、お散歩をしていたワンちゃんと、恵みの雨を喜んでいる草花や木々と子どもたちが同じエネルギーになっていたのを感じて、改めて人も自然の一部なんだなーと思いました。


高架下にリュックを置いて、ジャブジャブ池(人工的な小さな池)に入ったら底にたくさんの藻ができていて、いつの間にかその藻を投げて当て合う「藻合戦」が始まりました。


藻は柔らかくてシットリとしていて、当たるとスライムのようにベチョっとレインウェアに引っ付くのでそれが面白くて面白くて・・・・子どもたちも大人も藻合戦にハマり永遠と当て合いっ子をして楽しみました。


おチビちゃんたちも一緒になって投げたり、藻を渡してくれる役やカップに集める役を自らしていました。


みんなで同じ遊びができるのは、日常で「自分だけの時間」が持て、「自分で選択ができる環境」があるからです。


今回の藻合戦もそれぞれが「自分で」参加することを決めたので、ずーっと飽きずに楽しむことができました。


1、2歳の頃に自分で決めて行動できる環境があると、自分を律する自律性が育つので


「自分で考えて決めること」ができるようになります。


他人に律されることをされていると、この自律性はいつまでも育ちません。


幼児期に大人がたくさんの指導をしない方がオートノミーが育つことがよく分りますよね。


幼児期にこそ、「自分のことは自分で決められる環境作り」が大切なのです。


社会性で例えるなら、社会のルールを人に言われて守るのと(他律)、ルールだからと守るのと(思考停止)、守ろうと自分で決めるのと(自律)の差です。


何かができるようになることも、人に言われてやってできるようになったのか、やるべきものだと思ってやったのか、やることを自分で決めて取り組んだのかで、「育つもの」が違うのです。


なので上手だとか、キレイにできたとか、形がいいとか、何かができてすごいとか「見えるもの」だけで判断するんじゃなくて、


その中で「どんな心 」が育っているかを私は見るようにしています。


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