幼児だって寒い中であったかいお茶を飲めれば嬉しいし


暖房器具がなくてもお外で体を温められる術があることを伝えたいと思ったので


ルイボスティーとリンゴを持って河原に出かけ


焚き火をしてリンゴティーを作りました♪


なんて素敵なライフスタイルでしょう〜♡


お兄ちゃんたちは普段の Pygmy Outdoor Lifestyle School FUTAKO TAMAGAWA(ぴぐみーアウトドア・ライフスタイル・スクール二子玉川) やキャンプで何度も焚き火をしてきたので



1.石を集めてファイヤーサークルを作り




2.枯れ木を集めて葉と枝を分けて入れて


3.マッチを擦って葉から火を付け大きな枝に火を移動させていく



という工程をササッとやってのけていました。


お兄ちゃんたちの焚き火の経験値は都会育ちの大人よりも高いかもしれませんネ。


中に焚き火が初めての子がいたのですが、その子は団扇を火に付けていて・・・
Σ(・□・;)


すかさずお兄ちゃんたちから「うちわは入れないよ!」と教えてもらっていました。


そうなのですよね、子どもが公園などで枝を持つと「木は危ないから持たないのよ」と注意をしている大人をよく見かけますが、


枝も包丁も火も、何でもそうなのですが「危ない」のは物ではなくて、扱い方を知らない「」の方なのです。


なので小さい子はいろんな経験値がまだ少ないけれど、慣れるまで大人がしっかりとサポートをしてあげると、


2歳でも包丁を扱えるようになるし、焚き火もできるようになります。


団扇に火を付けようとしていた子も、これから焚き火や包丁を持つ体験を重ねることで、


火はどういうものなのか、包丁はどう扱ったら安全なのかを身をもって知ることができるので


大人がその子にたくさんの「本物」に触れる機会を作ってあげることが、本質的にその子を守ってあげることとなり、大切になります。


その機会を与えずに「危ないからやめなさい」と言葉だけを言っていても、その場しのぎにしかならないのです。


そして「本物に触れる」って豊かなライフスタイルそのものなのですよね。


道具も枝も上手に扱えるようになるまでは経験値が必要だから時間はかかるけれど、


時間をちゃーんとかけた分、その子に危険回避能力という生涯に役立つ能力を届けることができます。


ぜひぜひ、幼児期から本物に触れる体験をたくさんしてみてくださいね。


ちなみに、幼児は枝を持ちたがるものなので(きっと彼らにとっては魅力的なのでしょう〜)、


Pygmy School では枝を持った子がいたら「人がいないところならいいよ」と伝えています。


そうすると枝を持った子は、人に当たらない場所まで自分で移動をして思う存分枝で遊び、満足したら枝を放し次の興味へと移っていきます。


そうやって「枝を持つ」経験値を付け、枝がどういうものなのかを知っていき、扱い方を学んでいくのです。




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