ちっちゃなあの子のことが大好きで


泣けば抱っこをしてあやして


「だっこ!」と言われれば抱き上げて


ご飯の仕度のときだけは


抱っこができないからおんぶをして


仕事で疲れていても


家事に追われていても


少し重くなってきても


抱き癖なんて気にしないで


たくさん抱っこをしてきた。


そのうち


「恥ずかしいからもういいよ」


なんて抱っこさせてくれなくなって


わたしの役目の1つが終わる。


抱っこができるときに


たくさん抱っこをしよう。


抱っこの中身は「愛」でいっぱいだから


小さいときに愛をたくさんもらった子は


いつか愛する人と


抱き合うその日がきたときに


大きな愛で包める人になるよ。


抱っこは愛を伝える「手段」なんだ。


抱っこができなくなったら


抱きしめて


抱きしめられなくなったら


言葉で言おう。


いつまでも「愛しているよ」と


こどもに伝えていこうよ。


愛されて育ったことを知ることほど


「生きる力」になるものはないんだ。



***

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