1月11日は鏡開きでしたね。
Pygmy Outdoor Lifestyle School FUTAKO TAMAGAWA(ぴぐみーアウトドア・ライフスタイル・スクール二子玉川) ではそれにちなんで小豆を煮て「ぜんざい」を作りました。
まずは備え付けの筑前煮とぜんざいの材料を買いに・・・
以前お兄ちゃんと私がクッキングの食材を買いにお買い物へ出かけた時に、一番下のおチビちゃんが
「あたちも行きたかったーーーー」
と寝転がって駄々をこねてアピールをした時があり(笑)、
その時に「今度はあなたと一緒にお買い物へ行こうね」と約束をしたのでそのおチビちゃんと行ってきました。
「約束をしたなら守る。守れないなら守れないことをそのまま伝えて謝る。そして相手の気持ちやお話を聞く
」
例え些細なことだったとしても、大人がどういう態度を取るかで子どもとの信頼関係を築けるかは変わるので、子どもと何かの約束をしたのなら、私はこれを実践しています。
大人の思いや考えや都合だけを押し付けないで、子どもの(相手の)思いや考えや都合に耳を傾けると
「あ、この人はわたしのことをちゃんと見てくれているんだ」とどんなに小さな子でも受け取けとります。こういった積み重ねで子どもとの信頼関係は築かれていきます。
買うものを紙に書いてポーチに仕舞い、ポーチを肩から提げてルンルンな足取りでバスに乗り、嬉しくてたまらないというオーラを振りまきながらお店へ着き、紙を見ながらお買い物をしたおチビちゃんでした。
Pygmy School では何をするにもライフスタイルの一貫として行っているので、繋がりを大事にしています。
お料理をするならお買い物や何を作るかも子どもたちと(みんなで)相談するし、
出かける場所も必ず話し合って決めています。
なぜなら、点で行うことなど本来は存在しないからです。
例えばお料理をするなら今回のようにお買い物やメニューを決めることなども誰かがする必要があるし、
子どもが好きな泥んこ遊びをするなら、着替えの用意や洗濯が必要となるので、それを補う人が必要になります。
現代の多くの子どもたちは、点だけ取って暮らしているのではないでしょうか。
ご飯も黙っていても出てきたり、お風呂も勝手に沸いているという環境にいては、親がしてくれていることも、物事の流れも「知らないまま」暮らしているようなものなのですよね。
それって大きく言うと、
子どもでも、既に始まっている自分の人生を大人(他の人)任せにすることと同じになるのです。
大事な人生を他人任せにすることは、誰かの人生を生きていることと同じになり、軸が自分からズレてしまう危険性があります。
2歳にもなれば多くの子どもは「何でも自分でやりたい!」とアピールをしますよね?
それは、自分を生きる大事さを本能で知っているからです。
自分が軸になっていないという「マインドが育つ」ことの危険性を小さい子は知っているのですよ。
だから、私たちは子どもが遊ぶにしても、何かを一緒に手作りするにしても、
それぞれ孤立した出来事にするのではなくて、繋がりを考えて取り組むことを大事にしています。
ちなみに私は自宅で家事をする時も、息子の学校の準備で何かを用意する時も、黙って一人で行うのではなくて
一緒にしたり、親がする時は「これしといたよー」とか「みかちゃんはこれするから◯◯(息子)はこれしてね」などと声をかけるようにしています。
なぜって、2歳児のようにアピールをすれば相手に伝わるし、言わなければ分からないままだから。「子ども」はいつでも本質を知っているものだから、子どもの真似っこをしています。
(╹◡╹)♡
小豆は一度沸騰させて水を捨ててアクを取り除き、また水を入れてコトコトと煮て、
小豆が柔らかくなったら小豆と同じ分量(それよりも少し少なめでも甘さ控えめで食べやすいです)のお砂糖を3回に分けて入れて
冷ましてお砂糖を染み込ませて、ぜんざいの出来上がり!
今回はお買い物に時間を使ったので、時短料理ができるように「Fissler」の圧力鍋を使いました。このフィスラー社の鍋はとっても丈夫で私は15年間使っています。中のゴムは劣化するけど交換できます。私の愛用品です♪
スパチュラは子どもたちと作りました!
本当は鏡餅は切らずに割るのですが、切り餅を使用したので小さい子も安全に食べられるようにお兄ちゃんが切ってくれました。
優しいお兄ちゃんです♪
みなさんも、ライフスタイル(暮らしの中の一連の流れ)をお子さんと是非楽しんでみてくださいね。
季節に合わせて何かを手作りすると、大人の心もちょっと豊かさを感じられるのでオススメです♪
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