小学生もいろいろ大変なのです
(´・_・`)


Q.
こんにちは、息子の事で相談させて下さい。小2年の男の子です。


バカにされる言葉などに過剰反応して、すぐにキレて相手を必要以上に攻撃します。


遊びの中の事でも、例えば「バカ」と言う言葉に反応して聞き流せず、半べそ、いじけ、泣く、言葉で攻撃、軽い蹴りをするなどの行動にでます。


泣いたり、いじけたりする所では無いのに、この様な態度になり、更にバカにされるの繰り返しです。


もう少し聞き流せればいいのにと思い、注意しますが保育園の頃から変わりません。どう対応してあげれば良くなっていくでしょうか。アドバイス、よろしくお願いします。


***


A.
ご質問ありがとうございます。お返事が遅くなってしまい申し訳ありませんでした!


あーーー、この男の子は傷ついているのかもしれませんね。


人から「否定」されることや、「拒否」されることで自尊心が傷つく経験をしたことがあるのではないでしょうか。


なぜかというと、こちらの子がするように「半べそ、いじけ、泣く、言葉で攻撃、軽い蹴り」などの態度を取る子は必死に自分を守ろうとしている子が多いのです。


泣いたりいじけたりする所ではないのにバカにされたと思ってしまう程に、自分に自信がないのかもしれません。


それに、聞き流すことができないくらいに、この子にとっては大きなことなんでしょう。


「もう少し聞き流せればいいのにと思い、注意しますが保育園の頃から変わりません。」ご質問にあるこちらの言葉がこの男の子がくれている答えで、


必要なのは、お母さんに注意をされるよりも「大丈夫だよ、わかるよ、バカにされたら嫌だよね」などと


自分を肯定してもらえる言葉なのだと思います。


自己肯定感」とは人に肯定される体験の積み重ねで付いていく感覚です。この男の子が誰に何を言われても自分を好きでいられる気持ちを持てるくらいに、お母さんが我が子のことを肯定してあげてほしいなと思います。


気持ちを受け止める言葉を伝えた後に、相手を必要以上に攻撃するなどのしてはいけないと思ったことがあったなら、教えてあげると良いです。


この順番が逆になると、効果も逆になるのでご注意を!


それと、小学2年生だとまだ、自分のことを理解して欲しいと思っても言葉で上手く言えなかったり、


「バカ」と言われて嫌な気持ちになるけれど、何でそうなるかまでは分析できていないものなので、一緒に悩んで考えるのも解決への道です。


この「一緒に考える」というのは、「お母さんはあなたの1番の味方だよ」ということを行動で伝えていることと同じになるので是非してみてください。


(あ、「否定」をしたり大人の意見を押し付けてしまってはこれも逆効果になるのでご注意をー!)


こういったご質問を頂く度に「お母さん」って存在は本当に我が子のより良い幸せを願って止まないんだなーと思います。


我が子が他の子を攻撃することも親としては心配だし、自分も相手の子の気持ちを考えてしまうものだし、我が子がお友達にバカにされてしまったり、お友達と仲良くできないことで寂しい気持ちを感じるんじゃないかと心配したり、未来を案じたり・・・


親になると多かれ少なかれ子どものことを心配してしまうものですよね。


だけれどこれも、我が子のことが好きだから湧く感情なので、自信を持って悩んでいってほしいと思います。


それで、どうせならちゃんと子どもに愛が伝わったらいいので、悩みが出たら「一緒に考えていくこと」をしてほしいと思います。

(Ɔ˘⌣˘)(˘⌣˘)˘⌣˘ C)



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