こどもが感じることを
否定する権利も
阻止する必要も
親にもおとなにも誰にもない。
梅の花の香りをかおって
「バナナのにおいがする」と言った子に
「バナナじゃないよ、梅の花だよ」と
言う必要はないんだ。
それは
「あの子のことが嫌いなの」と言うこどもに
「そんなこと言わないの
そんなこと言っていたら
あなたも嫌われてしまうよ」と
言う必要がないことと同じ。
なぜならそれらは
「その子が感じた」真実だから。
その先の助言はあくまでも
個人の主観でしかないから
何かを思ったなら
「私はこう思う」と
自分の言葉として伝えてあげるといい。
すべてのことに対して
こどもを「否定」する必要はないんだよ。
こどもの感性を豊かにする方法は
おとながこどもの感じることを
邪魔しないこと。
どんなに素敵な場所に行っても
どんなに良い絵画をみても
どんなに素晴らしい自然環境で遊んでも
その子の感じることを信じる
そんなおとなの行動がないと意味はないんだ。
だから
「その子が起こす行動を見守る」のがこどもの発達にとって
1番良いサポート方法となる。
それは言い換えると
「放っておく愛」となる。
こどもの感じることを邪魔しないために
手放す愛をこどもにあげよう。
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