「ヘルプ」と「サポート」は
似ているけれど全く違う内容をもつ。
どちらをこどもにするかで
その子の「思考」の育ちは変わる。
「サポート」とはその子がすることを支えることで
主体は「こども」にある。
自分のやりたいことを「サポート」されてきた子は
自分で乗り越えることを学び
支えてもらいながらも
最後まで自分の足で立つから
「自分を主体にして」生きることを得ていく。
自分の人生は自分で創るという思考が育つんだ。
「ヘルプ」とはその子の代わりにやってあげることで
主体は「おとな」にある。
自分のやりたいことを「ヘルプ」されてきた子は
人にやってもらうことを学び
自分でするべきことを人にしてもらうから
知らない内に「他人の人生」を生きるようになる。
そして依存した相手の中に「自分らしさ」を見出すから
誰かに認めてもらうことを求めるようになる。
そうすると
人生は自分では創れないものだという思考が育つ。
成長も育みも生きることも
誰かがしてくれるものでも
誰かにしてもらうものでもない。
「自分でしか」できないものなんだ。
だから
自分でやってみて
失敗して
そこから学んでいくことが
自分を生きる人生そのものになる。
「自分でやる!」と頑なに主張するこどもは
その本質を知っているんだよ。
主張の強いこどもの持つ生きる力を
おとなはもっと信じていいんだよ。
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