Q.
みかちゃん、はじめまして。今度小学校にあがる男の子、発達障害グレー、少し歩みのゆっくりな子です。


同じ年頃の子にしたら、規律を守るべき保育園では理解不能な行動や幼い発言があるかもしれません。ですがとても自由で明るく人に危害を与えたりはしません。


なのですが、目につくのでしょうかあれこれ言葉で言われたり、通せんぼや仲間外れなど悲しい事がよくあります。そんな姿を私もよく目にしていた矢先、ついに相手を蹴ってしまいました。


聞いてもいつも、なんでもない、わかってる!と話しをしてはくれないので言いたくないのでしょう。悲しいとか怒りとか、感情も出さずいつもお迎えに行くとニコニコしています。


とにかく、そんな子が来たらすぐ避難して、手を出すのだけはやめよう、と話しました。それさえも会話に出るのを嫌がりますが‥


こういったとき、どんな風にその気持ちに寄り添ってあげればよいのか悩みます。みかちゃん、どう思われますか?


***


A.
ご質問ありがとうございます。この方の文を読んで、「すごい!素敵!」と思わず声に出しました。なんて柔らかい愛を持っている方なのでしょう。お子さんは辛いことがあったとしても、お母さんのこの愛のお陰で誰よりも素敵に育っていくと思います。


こちらのお母さんは子どもが起こしている行動を否定しないで、そのままを受け止めていることがよく分かります。


理解不能な行動や幼い発言は「自由で明るい子」なのだと受け止め、


話しをしてはくれないのは「言いたくないから」だと受け止め、


そして、「そんな子が来たらすぐ避難して、手を出すのだけはやめようと話しました」と具体的な自分を守る為の行動と、大人(自分)が子どもに教えたいことを子どもに伝えています。


それに、「どう気持ちに寄り添ってあげればよいのか」と悩まれるということは、大人ができることは子どもの気持ちに寄り添うことだけで、解決するのは「子ども自身だ」ということも理解されているということなのですよね。


何よりも、お子さんが答えを出していて・・・


お母さんの「愛」が伝わっているから、お子さんはお迎えに行くといつもニコニコしているのですね。


だから、こちらのお母さんは「そのまま」で良いし、そのままお子さんのことを肯定し続けてあげてほしいなと思います。


ただ、「愛」も口に出すことでより多く子どもに伝えることができるので、


「そのままのあなたでいいよ!」


「あなたはとても素敵な子だね」


「通せんぼや仲間外れにされて嫌だったね」


「お母さんもされたら嫌だもの、よく頑張っているね」


「何か困ったことがあったら一緒に考えよう」


「いつでもお母さんはあなたの味方だからね」


などと、声に出して言ってあげると良いです。


※子どもは自分を肯定してもらうことで愛を感じ取るので、「愛しているよ」という言葉も良いけれど、肯定する言葉や安心できる言葉を言ってあげると良いです


こちらのお子さんの場合は、「それさえも会話に出るのを嫌がりますが‥」との事なので、きっとお子さんとは出来事の話はあまりできないと思うのですが、


話をしたくなさそうにしていたら出来事に触れなくていいし、出来事があったから言うのではなくて、


何もない時や生活の中で言葉に出すことが大切になるので、是非日常会話の中に「肯定文」を取り入れてみてください。


私はよく脈略もなく「大好き〜!」「あなたは素晴らしいっ!」「そのままのあなたがいいね〜!」などと言いながら子どもに抱きついたりするのですが、そんな遊び感覚で良いのです。


※その方流で良いという意味です


ちなみに、ちょっと内容はズレますが(本質は同じです)、、息子が苦手な漢字テストで30点をとってきた時に(100点中ね)、「おお〜!30点とれたんだ!頑張ったね〜!素晴らしい!」と伝えたら、嬉しそうな顔をしながら「次は50点とる!」と勉強をしだし、実際に50点とってきたことがありました。


「肯定文」ってその子の自尊心を守るすごい力を持っているのです。


なので私は、子どもが出来事や気持ちを話してきたら「そうかそうか」と話を聞き、上記のような「愛を伝える肯定文」を伝え、


子どもが話すのを嫌がったなら、日常の他愛もない中で「愛を伝える肯定文」を伝えます。


そして、出来事を問題視せずに、子どもと一緒に遊んだり、お風呂に入ったり、楽しくご飯を食べたりして、幸せな時間を共有すると思います。(息子が何かに悲しんでいたら実際にそうしてます)


そんな気持ちの寄り添い方をしています。
(*゚v゚*)


それと、親などの(親じゃなくてもOK)身近にいる人からの愛情は、子どもの心に大きな生きる希望を作り出すからその子の生涯を支えていくし、


辛いことに打ち勝つ力は子どもは一人では持てないので、こうやって「自分だけの味方」でいてくれる人がいるということを知れると、立ち向かう勇気を持つことができるから、


たくさんの大人に肯定する大切さを知ってほしいなーと思っています。


ちなみに、「肯定」とは良いところを褒めるとかではなくて、存在そのものを認めることを言います。


どんなあなたでもいい、どんな私でもいいと受け止めることが「肯定」です。


しかし、


「あれこれ言葉で言われたり、通せんぼや仲間外れなど悲しい事がよくあります。そんな姿を私もよく目にしていた矢先、ついに相手を蹴ってしまいました」って


親の気持ちを考えるとたまらなく胸が締め付けられるし、


蹴るという行動に出るくらいこの男の子の気持ちが溢れたということを考えると、何とかしてあげたいと思ってしまうし、


切なさがこみ上げてきます。


けれど、この切なさを生む出来事は、より多くの愛をこの男の子に届ける為のものだと思ったら、少し元気が出ますよね。


それで、この子に愛という元気を与える為には、お母さん自身が愛をたくさんもらってほしいと思います。きっと我が子が悲しい事をされている姿を見てお母さん自身も傷ついておられると思いますので、


どうかご自身のことも優しく抱きしめてあげてくださいね。

(Ɔ˘⌣˘)(˘⌣˘)





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