多摩川河川敷が春になりました♪


昨日の雨の恩恵で水分をたっぷり含んだ多摩川河川敷の土から


菜の花、ダイコンの花、ユキヤナギ、ナズナ、ホトケノザ、オオイヌノフグリ、たんぽぽなどが一斉に顔を出していて、河川敷に色とりどりの世界が広がりました。


(ちょっと前はまだ枯れ葉の茶色い世界でした)




自然の中で遊んでいるといろいろな「匂い」に出合うことがあります。


これらは感覚でキャッチをするから表現があっているかは分からないけれど、


例えば、春は花や草が芽吹く時の匂い


夏は太陽の匂い(太陽にジリジリと照らされたものの匂い)


秋は風の匂いが強くなって(涼しさを運んできた時の匂い)


冬は寒さの匂い


その他雨の匂いや、梅雨の匂いなんかは室内にいても分かりやすいと思いますが、


自然の中にいると季節や天気によって匂いが変わることに気が付きます。


昔の人(便利な道具が無かった時代)はきっとこういった匂いを嗅いで(嗅覚


星や太陽の動きを視て(視覚


自然の中にある音を聴いて(聴覚


手に触れて確かめて(触覚


口に含んで体で判断して(味覚)と


生き延びる為に優れた五感が必要で、便利な道具がない分この能力が研ぎ澄まされていたんだなーと思います。


その証拠に、多摩川河川敷にはチラホラとホームレスの方がいるのですが、いわゆる新宿に住んでいるホームレスの方(※私の幼少期の記憶の駅ビルの中に住むホームレスを指しています)とはちょっと違って、


自給自足の生活とも言いましょうか、法律上良いか悪いかは置いといて、


河原に菜園を作り、魚釣りをして、たまにアルミ缶を集めて換金して、寒い時には火を焚いて暖を取り、素敵なお家(見た目はビニールシートだけれど結構快適そう笑)に住んでいて、


これは実際に多摩川河川敷に住むホームレスのおじちゃんと話をして知ったのですが、空を見上げて天気を読む生活をしているそうです。(かっこいい!笑)


私はこのホームレスの方とお話をした時に、家はなくても生きていけることを知りました。


そして、時計がなくても、天気予報を見なくても、スーパーがなくても暮らしていけるという本質的な賢さと強さは机上だけでは培えない能力で、


五感を使って身をもって学ぶことで習得していける能力だということも理解しました。


それをベースにして考えると、頭ではなく五感を使って学ぼうとする「幼児」は、生きるものにとって必要な感覚を研ぎ澄ます必要性を本能で知っていることになります。


小さい子どもが五感を使うことに喜びを感じる理由がよく分りますよネ。


嗅覚を


味覚を


触覚を


視覚を


聴覚を


使うことに喜びを感じる人々が「幼児」なのです。


ちなみに、嗅覚と言えば河川敷にユキヤナギが白い花を一斉に咲かせていたので、ユキヤナギの香りを子どもたちと嗅いでみることにし、


「どんな匂いがする〜?」と子どもたちに聞いてみたら


「ブタ!」と元気な答えが返ってきました。


ブ・タ?

(・・?


私はユキヤナギの香りは甘くて美味しかったような記憶があったので、まさかブタ〜?と思って嗅いでみると


はい!ブタ!!でした!!(笑)


本当に、動物的でちょっと臭くてブタの匂いがしました。🐷


春の香りはブタの匂い・・・


こちら動物的な香りがするユキヤナギさんです
(・ิω・ิ)╭☞


皆様も是非ユキヤナギの香りを嗅いで、春の香りを確認してみてくださいネ(笑)。







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