先週、河川敷でピクニックをした時
虫にまだ慣れていない子がハサミムシの存在に驚いて、泣き叫びながら虫に拒否反応を起こしていたのですが、
お兄ちゃんが「ハサミムシはハサミがあるけど挟んでこないよ、大丈夫だよ」と教えてくれたり、
私たちも「◯◯ちゃん、虫さんを今は恐いと思うかもしれないけれど、慣れたら大丈夫になるよ」などと声を掛けていたら、
今日河原で遊んでいた時に、てんとう虫に触れたようで
「触れたよ!てんとう虫、できたよ!」とものすごーーく嬉しそうに大きな声で報告をしてくれました。
子どもの中にはお着替えの時などに「できないーー!!」と泣きわめく子もいるのですが、こちらが落ち着いて対応をすると自分でできるということが多くあります。
するとそういう子はできた時に今泣いた烏がもう笑うで、「自分でできたよ!」と誇らしげに教えてくれます。
そういった子どもたちの様子を観察していると、できないと思っていたことが自分でできた時に、子どもは大きな喜びを感じていることがよく分ります。
今回のこの子も虫さんと仲良くなれたことが本当に嬉しかったんだなーと思いました。
※実際には手ではなくて枝でてんとう虫をチョンチョンと触っていたんだけれど・・(笑)これも大きな成功体験です♪
子どもは「自立」ができた時に大きな喜びを感じます。
これは生物が生きる上で欠かせない要素であり、命を繋ぐために必要な能力なんだと思います。
自立ができないとライオンに食べられちゃうってことは人の社会ではないけれど、社会的動物のヒトだって
自分の足で立てると、他人を支えることができ、
自分で幸せになれると、他人を幸せにでき、
自分で食べていけると、他人に食べさせてあげることができるなどと
「自立」が与えてくれる循環は他人のことまで豊かにしてしまうのだから、自立できることに喜びを感じるのは自然なことだと頷けます。
参考記事
『 依存からはじまる愛 』
子どもが1歳半も過ぎればなんでも自分でやりたいと主張するのは、自立に向けて健全な成長をしている証拠なのです。
ただ、子どもは自立をする為に「依存」を必要とし、依存と自立を繰り返して大きくなっていくので、対応する大人に「余裕」がないと子どもの発達を支えることは難しいんじゃないのかな?と思います。
だからこそ、我が子のより良い発達を願える為にも、親が自分を満たすということが必要不可欠になるのですよね。
私の場合もいっつも子どもと接しているので、いっつも自分を満たすことを意識しています。
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