潮干狩りをしました。


(場所は二子玉川から車で1時間かからずに行ける『 海の公園 』です)


1番張り切ってアサリを採っていたのは、生き物と食べ物好きな3歳の子で(アサリは両方含んでいますネ!笑)一生懸命に探していました。




小さな手で上手にアサリを探し出すのですが、今年が不作なのか、GW明けで時期が悪かったのか、小さいアサリは海に返して・・・






アサリがいっぱい採れたら次の日にするクッキングで調理をして食べようと思っていたのですが、何とも貴重なアサリになってしまったので大事な9個は観察用にして、食べるアサリは買うことにしました。




そして、次の日にボンゴレスパゲッティを作りました。




前日にはニョキッと顔を出していたアサリちゃんが今日は美味しい食べ物に変身する様子を子どもたちは見て体験することができました。


お肉もお魚も植物も木の実も、何でも食べる雑食な人間は、誰かの命を頂いてしか生きていけないものなので


食べること自体にありがとうと感謝をすることは当たり前の行為に思うけれど、


第一次産業に触れることがない現代っ子は、お肉もお魚も初めから食料として認識するのでなかなか食べ物に対しての感情は芽生えてこないのですよね。


だからこそ、海へ行ったり釣りをしたり多摩川河川敷で虫に触れたりと、生き物に触れる体験をすることが心を育むために欠かせないアクティビティになるので、


Pygmy School ではたくさんの体験を幼児期にできるようにしています。


子どもたちが食べることをごめんね、可哀想、とネガティブに捉えるのではなくて、


ありがとう、頂きます、と気持ちよく思い感謝できるように・・私たちはこの夏もたくさん海や川や森などに行って生き物に触れたいと思っています。


食事になったアサリを見てみんなはどんな反応をするのかなーと思ったら、


「アサリ、おいしーーー!」と言いながらパクパク食べていました(笑)


ついでに Pygmy School で育てているシソも食べたのですが、普段お弁当に入っているシソを食べない子が「葉っぱ、おいしーい!」と言って食べていました。


子どもは「心の人」だから、「体験」を食べているんだなーと思いました。


百聞は一見に如かず・・・百見は「一体験」に如かずで、言葉で理解しようとするよりも体験することが1番多くのことを感じて知れるのですよね。


食べ物が「与えられたもの」から「自分で得たもの」へ変わった時、子どもの食欲が増す時があります。


アサリでも何でも良いので、是非みなさんも食に関わる体験をお子さんと一緒に楽しんでみてくださいね。




この世は生き物で溢れていることを


そして、私たちは生き物と共存して生きていけるということを




これからも子どもたちに、体験を通して伝えていきたいと思います。








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