個人的に撮影した写真のWeb掲載は禁止されているので、お弁当の写真だけ・・
週末は小学4年生の息子の運動会でした。
運動会をとても楽しみにしていた息子は、だいぶ前から「あ〜、運動会緊張するな〜」と言っていて、
前日は夜中に目覚めて「ねえねえみかちゃん(息子は私のことをみかちゃんと呼びます)、今日運動会だね。緊張するけど楽しみだなー」と私を起こして言ってからまた眠りにつきました。
表現の種目でソーラン節を踊るのですが、それもたくさん練習して、前日にはYouTubeで他の学校の子が踊っているソーラン節を観て予習をして(笑)
「うちの学校の方が上手い」などと自信満々に言っていたんだけど・・・
前日の雨とは打って変わって炎天下の当日、張り切って出掛けた息子でしたが
朝一で
「◯◯くん、気持ちが悪いと言って今保健室にいるのですが、朝はどんな様子でしたか?」と保健室の先生からお電話があり、
保健室に行ってみると泣きべそをかいている息子の姿がありました。
そして
「帰る」と。
・・・・・・・・
察するに、緊張して胃が縮こまって、体は暑さの対応で忙しくて胃までフォローできなくて(風邪の時に胃に血液を集めないために食欲が落ちる理由と同じやつ)、
胃の気持ち悪さに意識が集中してしまったんじゃないのかなーと思ったので、気持ちを聞きながらもどうにか参加できないか促しました。
緊張しすぎ・・・(笑)
そして、最初の種目は出番を待っている時に「吐きそう!」と棄権し、
ソーラン節は不機嫌そうにしつつも最後まで踊れ、
80m走では「気持ちが悪いから多分2位くらいかもしれない・・」と言いつつ走ったら1位になれて、
嬉しくて元気復活!!となりました。
最後は「運動会、楽しかったなーー」と何もなかったように言っていて、それは良かったねと返事をしつつも心の中でズッコケたみかちゃんでした。
5歳の時に0合目(馬返し)から山頂までの富士登山を成功させ、7歳の時に大人でも難易度がかなり高い槍穂高縦走(上高地〜槍ヶ岳〜奥穂高岳〜前穂高岳〜上高地)を成し遂げた息子なので
メンタルも強そうに思えるけれど、
運動会でメンタルが崩れることもあるという一面を発見したし(笑)
この運動会の「主役は誰なのか」を明確にしていたので、
参考記事
私も脇役として運動会を目一杯に楽しむことができました!
でね、運動会の後に息子のお友達がうちに遊びに来て息子に
「ねえ、もっと頑張ってくださいってどういう意味?」と聞いていて、
息子も「うーん、わかんない」と答えていたので何かな?と思っていたら
どうやら負けた組の子に先生が「負けた子たちはもっと頑張ってください」と言ったそうなのです。
精一杯自分なりに頑張った子どもには、その意味が分からなかったんだと思います。
先生の主観ではもっと頑張った方が良かったと思ったのかもしれないけれど、
子どもにとっては十分に頑張った運動会だったのですよね。
その先生が運動会で子どもたちに何を求めていたのかは分からないけれど、
その子なりの頑張り方があったこと「だけ」を、見てあげてほしいなーと思いました。
「勝ち負け」と「頑張ること」はイコールではないから、負けたから「もっと頑張ってください」はおかしい言葉なのです。
ちなみに、運動会は元々軍隊の集団練習でしたが
(右向け右!前ーならえ!なんかはモロ軍隊っぽいですよね)
時代的にもう運動会はエンターテインメントの1つとして行われているところが多いと思います。
エンターテインメントなら、本気で接戦した後は「楽しかったね」と終わるだけで良いのです。
週末は運動会が行われる地域も多かったようです。
準備から当日まで、そしてその後のフォローまで、先生方は本当に大変だったと思います。頭が下がる思いで心から感謝をしていると同時に、
「先生」という職業がもっと生徒だけに集中できるように、事前の準備や片付けは業者に委託できるようになればいいのになーと思いました。
私も片付けはお手伝いできたけど、
(保護者に委ねるならもっと事前にすることを知らせておくなどして、スムーズに行えるように工夫があったらいいなと思いました)
役割分担で世の中は成り立っているからちゃんと適任がいるものなので、教育機関も委ねられるところは委ねるシステムにしたらいいのになーと思います。
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