春夏秋冬自然の中で遊び、暮らしを手作りしています。


先日は6月の恵みの「梅」を収穫しました。




私たちがお世話になっている農家さんは、自然農法歴30年以上で農薬や化学肥料などを一切使っておらず、一粒一粒を手で大事にもぎ取っているので


農園全体に気持ちの良いエネルギーが流れています。




季節物なので農家さんも大変忙しいと思うのですが、いつも笑顔で迎え入れて頂いています。


イヤイヤやっていたら忙しさに心が支配されてしまうので、忙しい時にも心に余裕が生まれるのは、農家さんそれぞれが梅を大切に思っている証拠なのですよね。


そんな場所で体験をさせてもらえて有り難い限りです。


子どもたちも自然と梅を丁寧に扱い




梅もぎを楽しんでいました。






今年は雨が少なくて梅の実が小さく早くに落ちてしまったそうです。これもまた「自然」ですね。


Pygmy School では1歳でも自然体験をしますが、やり方は伝えるけれど、必要以上のことを子どもに教えたりはしません。例えば


「農家さんが大事に育てたんだから、残さず全部食べようね」とか


「育てるのは大変だから、大事に扱おうね」とか


「ありがとうをちゃんと言って、感謝して頂きましょう」とか


「残したら農家さんに悪いよ」とか


「残したら神様からバチが当たるよ」とか(笑)


子どもにもって欲しい気持ちだとしても、そういう言葉は言わないようにしています。


なぜかと言うと、


何かを大切にすることも


ありがとうと思うことも


大事に扱うことも


残さず食べたくなることも


気持ち」なので、


大人が言葉で教えることで「理解」できるものではないからです。


逆に言ってしまうと子どもは頭で覚えるので、


「とりあえず、ありがとうと言えば良い」


「何でかは分からないけど、大切にしなさいって言われたから」


「お腹はいっぱいだけど、食べないと悪いから」


「バチが当たるから」と


心で思っていなくても行動するようになります。


心が伴う行動には「実体験」をして子どもが自ら感じることが必要なので、私たちは毎日子どもたちに自分で育つ「環境」を作ることをしています。


今回の梅もぎ体験の中でも、子どもたちは様々なことを感じ取っています。


これを大人が邪魔しないことが大切なのです。


そして、子どもは大人の姿(言動や行動)を忠実に真似るので、


Pygmy School では子どもに◯◯しなさいと教え込むことよりも、大人が実際に行動で表して伝えるようにしています。


私も梅もぎを楽しみました♪


自然体験は子どもの心を育てる最高のツールなので、是非みなさんも活用してみてくださいね。









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