好奇心が旺盛で真っ先に海に入りに行く子もいれば


周りの様子を観察してからゆっくりと入りに行く子もいたり


3度目の海遊びでようやく初めて入ってみる子もいたりと


幼児と行く海遊びの中には、いろいろな物語があります。


大人に「その人」の速度があるように、子どもにも「その子」の早さ(時間の流れ)があり、


どんな物語になるのかは、


その子が持っている性質や今までどんなことの経験を積んできたのかで変わるものなので、


そこに良い悪いのジャッジは必要ありません。


また、発達段階にも発育にも飛び級はなく、自分で体験していくことでしか育つことはできないので、


子どもがどんな物語を持っていたとしても、私たち大人はその子の速度を受け止め寄り添うことしかできないし、


むしろ、そうすることが強制したり強要して「早くできるようにすること」よりも大事なことだと思っています。


大人はその子の人生を導くことなんてできなくて、本来大人にできることは、


子どもが自分の人生を創り出す「お手伝い」だけなのですよね。


今回の海物語は


海に数回しか行ったことがなくて、今回初めて本格的に海に入った子のお話。


みんなの楽しそうな笑顔に惹きつけられて、自分も海の中へ入ったけれど


得体の知れない海が怖くて、初めは楽しむことができませんでした。


それでも楽しそうにしている他の子の姿を見ながら


自分も海と仲良くなりたい!その一心で、海に浸かることを繰り返し


たくさん練習をしたら・・・


笑顔で海を楽しむことができるようになりました!


よかったね♪


「その子その子の育つ速度を大事にしてあげたい」


私たち大人のこの気持ちを大切にする為にも、


Pygmy School では子ども一人ひとりに「時間をかけること」をしています。






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