久しぶりの更新になりました!




夜になると電池が切れたように眠り、また朝が来るという日々にプラスして


週末には親子イベントでキャンプを開催してと、アウトドアなライフスタイルを送っていました。


自然の中にいると人よりも鳥や魚や虫などと出会う数が多くて人社会から少し外れたような感覚を持つので、しばし自分と自然と子どもたちの世界に浸っていたけれど・・


また少しずつ頭をクリアにして記事を書いていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。


最近 Pygmy School ではこんなことがありました。


Pygmy School に通う男の子と卒業生の小学生のお兄ちゃんは


週末に行った親子キャンプでも Pygmy School の日中でもよーくケンカをします。


※この2人は血の繋がりはありません


男の子がお兄ちゃんに事あるごとに近づき、近寄る男の子をお兄ちゃんが煙たがり、煙たがられた男の子がお兄ちゃんを蹴ったり引っ掻いたりして、お兄ちゃんがやり返して、男の子が泣いて・・と


大人から見たら


「もう離れていればいいのにー」と思いたくなるような関わり方をしています。


(ちなみにいつもではないし、全ての行動がそうなのではありません)


離れていればケンカにもならないし、お互いに嫌な思いをすることはないのに


なぜか、男の子はお兄ちゃんに近づいて行き


お兄ちゃんは「◯◯ー!ちょっときてー!」と男の子の名前を呼びます。


この2人だけではなく、子どもはよく「やめればいいのにー」と大人が思うような行動を起こすのですが、


それにはこんな意味があります。


子ども同士でも関わりを持たなければ相手への関心は生まれず、関心がなければ愛情も愛着も湧きません。


「愛の反対は無関心」だという言葉があるように、子どもたちはケンカをしながらも相手(自分と違う人)への愛着(心)を育んでいるのです。


だからこの2人を例にとっても、なんだかんだ言って男の子はお兄ちゃんに付いて回り、お兄ちゃんも男の子を構いとケンカをしつつも仲良く過ごしているのですよね。


子どもたちのケンカに大人が介入してどちらかを批判したり、


どちらが悪いかをジャッジしたりしてしまうと、


ジャッジされた子の心は拗ねて相手への関心を無くしてしまうことがあります。


そして、どの子にも「その子なりの理由」があるものなので、


大人ができることは「良い悪い」を大人の判断で決めつけず、ただお互いの気持ちを聞くようにして代弁などもせずに、「聞き役」に徹することだったりします。


大人の在り方で、子どもが「どんな心を育むのか」が変わってくるので、Pygmy School でも小さなことから大きなことまで、その意識を大切にしています。




お兄ちゃんが網で魚を取っては自分も網を持って挑戦をしてみたり




お兄ちゃんが川に寝転がっては隣に寝てみたりと・・




今日も男の子はお兄ちゃんに付いて回って、お兄ちゃんの真似をしてと一所懸命に遊んでいました♪


小さな子の大事な心の育みを、大人の勝手な主観と価値観で失くしてしまわないように・・・


これからも子どもたちを見守っていきたいと思います。











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