日中に離れていたこどもを見て


いろいろと想像をする。


表情を見て


「今日は楽しかったんだな」


「あ、なにか嫌なことでもあったのかな」


汚れた服を見て


「たくさん遊んで来たんだね」


「水遊びをしたのかな」


ひざ小僧の傷を見て


「いっぱい走ったんだね」


「痛かったかな、泣いたのかな」


汗の匂いをかいで


持ち帰った宝物を見て


遊んだ背景を想像して。


離れていても


目に見えなくても


「想像する」ことが愛そのもの。


親の愛ってそういうものなんだ。



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