今日は雨が降っていたので、




雨の日はなんと言っても水たまり遊びが楽しくて、


葉っぱや笹舟を浮かばせて遊んだり、雨の波紋を観察したり、水たまりをジャンプして飛び越す遊びなどを子どもたちは繰り返しして楽しんでいました。




どうせ濡れるから気にせずに大人も水遊びを快くさせてあげられるので、子どもが水遊びしたい放題になれるというのも、雨の日の良さです。


しかし、自然環境に慣れていない子は、雨を楽しむことができない場合があります。


遊具遊びばかりに慣れていると遊具がないと遊べない子がいるように、


自然の中で遊ぶ経験が少ない子は、自然物が遊び相手だと認識できないので、(知識でも感覚でも知らないので)


自然の中へ行くと動けなくなったり、つまらないから帰りたいと言い出したり、何か恐怖を感じてしまうことがあります。


これって特に不思議なことじゃなくて、


1歳なら1年間の、5歳なら5年間の思考や遊び方を積み重ねているのだから、幼児でもその子の遊び方や思考が既にあるのですよね。


だから、子どもの何かを変えようとした時には「その年齡分の時間」がかかると言われています。


人は地球という自然物の中で生まれ暮らしていて本来子ども(人)も自然物だから、自然が好きなのだけれど、


自然の中よりも室内や作られた空間に身を置く比率が高ければ、自然を不自然だと感じるようになる子どももいるので、全ての子どもが自然が好きだとは言えなくなります。


「子どもだから自然が好き」と言う概念はその子が育った背景で変わることなので、子どもだから自然の中に行けば自然で遊べるとは限らないのです。


じゃあ、どうしたら年齡を重ねた子どもに自然を好きになってもらえるかと言うと、


「暮らし全体の中で、自然の中で過ごす比率を上げる」と良いのです。


5歳から自然の中で遊ばせてあげたいと思った場合は、慣れて楽しいと思うまでの時間も1歳児よりもかかるし、自然の中で対応できる思考力や体力が付くまでは時間を要するけれど、


子どもは順応していく力を持っているので、自然の中で過ごす環境の比率を大きく変えてあげればあげる程に、楽しいと思うまでの速度は短くなります。


Pygmy School が春夏秋冬、天気問わずに毎日お外へ行くのは、「子どもたちの自然の中で過ごす時間の比率を増やしてあげたい」と思っているからで、


空や太陽や風や水や光や雨や木や草花や虫や鳥などの生き物や、、自然に包まれている時間を増やすことは、子どもたちの豊かな感性をそれだけ活かす(潰さない)ことになるので、


私たちは自然さんに子どもたちを育ててもらうべく、お外へ出掛けています。


何をどれだけ積み重ねてきたかで、その子の思考や感性(心)や体は作られていくので、


我が子にどんな人になってもらいたいかなどのビジョンがあるならば、


「思いと環境を作ることをセット」にすることが大事になります。


もし、子どもに自然の中で遊んでもらいたい、自然を好きになってもらいたいなどと思っている方がいましたら、参考にしてみてくださいね。


ただ言葉で言っているだけや、思っているだけではそうはならないので、是非、「環境を増やすこと」を意識してみてください。


楽しいアウトドア・ライフスタイルを〜!














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