都会の子にも森で遊ぶ機会を作ってあげたいと思って、二子玉川から車で40分くらいで自然豊かな森環境へ連れて行ってあげることができる『 寺家ふるさと村 』 へ Pygmy School では月に1度は足を運ぶようにしています。


Pygmy流の探検や冒険(遊び方)は、大人が導いて子どもが付いていくというスタイルではなく、進む道を子どもに委ねることから始まります。




何で大人が誘導しないのかというと、子どもに行く道を委ねると子ども(自分たち)の視点と目線で様々なことを発見することができるので、探検をする中でも主体を持って動くことができるからです。


そう、冒険や探検をするという「事」の中にも、「どんなマインドが育つのか」という目には見えないものを大事にしています。


参考記事


だから、森探検の中でも「子どもが主体を持って動ける環境を作ること」を大切にしています。


主体を持つこと=自分の軸で生きること


主体を持たないこと=他人の軸で生きること


この違いは同じ時間を生きていても、「誰の人生を生きているのか」という視点でみると大きな差が生まれます。


子どもたちには、この世にたった一人しかいない「自分」をたくさん大事にして、自分の人生を楽しんでほしいと思っているので、


3歳までに脳の80%ができると言われている幼児期に、自分の軸で生きられるようなマインドを育てられるような環境を作ってあげたいと思っています。


自分を失くして他人の軸に乗って生きるのか、


主体を持って自分の軸で生きていくのか、


どちらが良いのかはその人の好みかもしれないけれど、自殺大国と言われている日本において、私たちは子どもたちに主体を持つ生き方を届けたいと思っています。


自分で命を絶つのは、それだけじゃないけれど、自分の中に他人が大きく存在し支配されてしまっている状態なのですよね。


自分が自分の味方でいるような気持ちが育っていたら、きっと悲しい出来事はもっと減るんじゃないのかなと思います。




ちょうど Pygmy School の保護者様がこんなお便りを日誌に書いてくださいました。


--------------

「主体を持って行動することは本当に大事ですよね。自分で決めて行動するって何より自由で楽しいことだと思います!
私自身も自分で稼ぎ、実家を離れて1人で生活するようになってから人生が楽しくなったように感じます。子供たちには主体を持って生きることで小さいうちからこの楽しさを感じてほしいなぁと思います。」

--------------


そうなのです、主体を持って動ける環境とそうでない環境の中で遊ぶと何が違うって、簡単にいうと子どもの目の輝きが違います。


キラキラと輝く素敵な目をいつまでも持てるように、




これからも子どもが暮らす環境を守ってあげたいなと思います。




自分たちで道を決めたら




発見した時の喜びも大きくて




もっと進んでみたい!いろんなものを見てみたい!とそんな意欲も湧いてくるものです。




主体を持たせるのではなく、自分でトライできる環境があれば、好奇心旺盛な子どもという人は




様々な動き(遊び)を自分でし始めます。


だから、大人がするべきことは導くことではなくて、「環境を作ること」それだけなのです。





スポンサーリンク