ある日、大事にしていた宝物入れ(巾着袋)を多摩川河川敷で遊んでいる時に落としてしまった子がいました。


無いことに気が付いた時はもう探しに行くことができなかったので、失くしてしまった悲しみで泣いているその子に「今度探しに行こうね」と約束をしました。


それで、今日その場所に行って宝物入れを探したのですが、見つけることができませんでした。


見つけられなかったから悲しむかな?また泣いちゃうかな?と思っていると、


その子は落ち着いていて満足そうな顔をしていました。


その表情を見て、


一生懸命に探したことや、仲間が手伝ってくれたことや、大人が約束を守ってくれたことや、事前にお母さんが「見つからなかったら作ってあげるよ」と言ってくれていたことなどが


その子の心を喜びに変えたのだなと思いました。


小さい子は「物」単体ではなく、物の中にある気持ちや想いを見ることがとても上手です。


例えをいうと、物をただ買ってあげてもその中に心がない場合は、子どもは親の心が自分に向くまで物を買うことを要求してくるし、いつまでも満足することはありません。


逆に、高価な物じゃなくても物が買えなくても、例えば一緒に探しに行ったり、苦労して買ったりと「物を通して心を通わすこと」ができると、子どもの心は満たされて満足します。


小さい子が1番ほしいのは、自分に向けてもらう「心」なのです。


そして、心を向けてもらうことで感じるのは「愛」です。


生まれてから人は「愛を受けること」が成長過程にとって最も必要なことだから、小さい子は物を通してでも愛をもらおうとするのですよね。


愛も心もお金では買えないものだけれど、


家事代行を頼んで時間を買ったり、その子に向けられるくらい心に余裕が持てるように、先ずは自分に何かご褒美をあげたりすることはできるので、


忙しい方は自分にお金をかけて、心の余裕を買ってほしいなと思います。


私も、我が子や接する子どもたちに心を向けられるように、自分を満たすことを先ずは大切にしています。










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