相手の言葉に傷つくのは、自分の中にその傷があるから。


傷つくことを言ってくる人を避けてもいいし、嫌だと思ってもいいけれど


「自分が持っている心の傷に気が付いて、その傷を癒やす時」だと思ったら、結構嫌な人にも感謝が湧いてくるものです。


誰かのせいにして終わらせるのではなく、自分のこととして捉えて自分を見つめれば、どんな出来事も良いことに変えることができるのですよね。


先日、人の言葉に傷ついたことがあって(それが発端となって)子どものようにワンワンと声をあげて泣きました(笑)


泣きたい気持ちが押し寄せてきたので、妊娠中のホルモンバランスにも手伝ってもらって涙が出なくなるまで泣いてみようと思い、自分に委ねてみました。


泣きたいだけ泣いたら、感情という感覚に隠れていた気持ちを言語化できて、発端となった人の言葉がただのダミーだということが分かり、


自分の中にある「泣きたい気持ち」の理由を見つけることができました。


それが分かったら涙も止まり、スッキリして次へと進むことができました。


子どもは大きな声で泣くけれど、それは今受けた傷を後に残さない為の「消化の手段」なのですよね。


泣いて今の気持ちを出し切ることが「傷を心に残さないための大事な行為」だということを、子どもは知っているのです。


傷の癒やし方は、湧いている感情を出すことから始まります。


傷の正体は「隠れている本音」なので、


隠れていた(隠していた)気持ちを出してあげることが大事になります。


出来事によって誘発されて湧き出てきた感情や言葉をそのまま出すと、自分の中に隠れていた本音が顔を出し、


そのまま今度は感情に乗せて言葉を発すると、しまっておいた気持ちが言葉になって表れます。


本音が分かったら後は「そうだったのか」と受け容れてあげればお終い。


もしその後も同じことで傷つくことがあったらまだ本音が残っている証拠なので、癒えるまで(言えるまで)繰り返します。


子どもは「泣いて感情を出して本音にたどり着く」というこの工程をやっているので、


ケンカをしても直ぐに仲直りができたり、泣いた後にスッキリして次へと向かうことができるのですよね。


思いっきり泣いて思いっきり笑う素敵な子♪


なので、子どもが泣いたらなだめたりするのも良いけれど、「泣き切ること」をさせてあげることが1番その子のためになります。


傷を抱えたまま大人にならない為には、「今」癒やすことが大事。その為には、子どもに泣かせてあげることも大事。


大人も喜怒哀楽が激しい子どもを見習って、時には大きな声で泣きましょうネ。


それに、自分が泣けたら、子どもが泣くことも良いことなんだと感じると思います。






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