生まれたての息子。懐かしいです
赤ちゃんや子どもと上手くいく方法は、
育児書や教科書を読むことや、誰かに育て方を教えてもらうことじゃなくて、
「その子を観察すること」
これに限ります。
観察することで見えてくるのは、
その子の特徴や、その子が身をおいてきた背景という「その子個人」に関することなので、
観察をするとその子自身を知ることができます。
育児書や教科書からは標準や一般的な育ちの状態などが知れて
誰かに育て方を教えてもらうことからは、その人の基準を知れたり体験が聞けるからそれらを「参考」にすれば良い情報網となるけれど、
外部の言葉を鵜呑みにしたり情報を前提にして子どもに接すると、あっという間に「その子自身」を見ることができなくなってしまうので注意が必要です。
情報を前提にして子どもに接すると、意識していなくても「比べること」をしてしまい、
比較をして見えるものは、その子の良いところや悪いところという「条件」なので、
なんというか、その子というシンプルな存在が消されてしまうのです。
そうすると、その子に合った行動を大人がすることができなくなるので、赤ちゃんや子どもの意向とズレて上手くいかなくなります。
観察するとは、具体的にどうすれば良いのかというと、
「ちょっと待ってみる」ことをします。
赤ちゃんが泣いたら直ぐに抱き上げないで、ちょっと待って観察する
まだしゃべれない子が起こした行動に手出しをしないで、ちょっと待ってみる
大人が自分の主観で判断しないで、その子の思いが見つかるまでちょっと待ってみる
癇癪を起こしている子を直ぐになだめないで、ちょっと待ってみるなど。
観察することは、相手を知ること。
相手を知れたら的はずれな解釈は減るので、赤ちゃんやまだお話ができない子の気持ちが段々と分かるようになります。
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