Merry Christmas!!


クリスマスですね。みなさんはいかがお過ごしですか?


私は週末はクリスマスケーキを食べたり、息子が行きたいと言っていた築地市場へ行ったり、仕事をしたりしてのんびりした時間を過ごしました。


パートナーのお兄さんが魚を扱うプロなので(日本料理屋さんのシェフをしていました)、自宅に来てもらい魚のさばき方を教わりながらパーティーもしました。


※さばき方を教わったのは息子とパートナーです。私は食べる専門・・


お刺身も買えば早いし、お店に行けばプロのものが食べられるけれど、


目の前でお兄さんの華麗な包丁さばきを見せてもらったり、不慣れながらに一所懸命に切っているパートナーが作るお刺身はやはりここでしか味わえないお刺身となり、とても美味しかったです。


自分で切った方が何倍もの思いが入るので、パートナーはもっと美味しく感じたんじゃないかなーと思います。


Pygmy Outdoor Lifestyle School FUTAKO TAMAGAWA(ピグミーアウトドア・ライフスタイル・スクール二子玉川) では偏食や好き嫌いの多い子もいますが、今のところ Pygmy School に通うと100%食べられる食材やお料理が増えています。


それはなぜかと言うと、毎週子どもたちが自分でお料理をしてランチをする日があったり


畑や田んぼに行って農作業をしたり


歩いている途中にある畑で旬なものを見つけたり


お買い物に行って自分で食材を買ったり


多摩川河川敷に自然になっている実を食べてみたり


と、「食べ物と自分を繋ぐ体験」を多くしているからです。


食べることに主体が入るので自然と食べたくなるようで、初めは絶対に食べない!と拒否していた子も自然と食べてみることができるようになっています。


※体験に主体を持つことが大事になります。いくら農業をしたからといっても大人が子どもにやらせていたり、強制していたら効果はないのでご注意をー。


今の時期は、河川敷へ向かう途中にある畑にはキャベツがたくさんなっているのですが、こうやって実際に目にしていると大人が教えなくても幼児でも旬のものは何かを知ることができます。


そうすると自分の目で確認しているので、キャベツと自分が繋がりそこに「主体」が生まれます。


キャベツが身近になるので「食べてみたい!」という気持ちが湧き、この間は野菜が苦手な子が自らキャベツを食べ、「キャベチュ、すきー!」と言っていました(笑)


(こんな些細なやり取りでいいのです。積み重ねていくことが大切です。)


大人にも好みがあるように、子どもにも食べ物の好みはあっていいものだけれど、なるべくなら食わず嫌いじゃなくて食べてみることをしてもらいたいなと思ったら、


野菜を食べなさい!


食べないと大きくなれないよ。


バランスよく食べないと体にわるいよ。


などと、食べることをネガティブな発想で伝えるのではなく、


是非「体験」を通して「食べ物と子どもを繋ぐこと」をして、食べたくなるというポジティブな気持ちが芽生えるようにしてみてください。


私たちも「口に入るまでのストーリーを体験する」ことを食育と定義し、実践しています。


「お母さんに言われたから仕方がなく食べる」のではなく、


「自分が食べてみたいから食べる」というマインドができあがることが、子どもの食べ物の好き嫌いを少なくしていく方法です。


ちなみに、我が子は魚釣りを自分でするようになってから、海のものはとりあえず何でも食べてみたい!という気持ちが生まれたようで、魚や貝類や海藻など何でもトライするようになりました。


その上で好みはあるようで、自分の好き嫌いは選別しています。以前は海のものは好きじゃない!と言って魚以外は食べなかったので大きな変化です。


又、 Pygmy School で魚の掴み取りの体験をした子は、皮付きの魚は好きじゃないからと言って1回目の掴み取りの時は全く魚を食べずにいたけれど、2回目の掴み取りの時には魚にかぶり付いていました。


子どもたちと様々な体験をしていくと、人の言葉よりも自分でする体験が子どもの心を動かしていくことが良く分かります。


この間はアウトドア・クッキングでカレーライスを作りました。何を入れるかは子どもたちだけで決めました♪


例えば、カレーライスを自分でよそう、それだけでもいいのです。


もし、子どもの偏食や好き嫌いが気になっている方がいましたら、「人に言われたから食べる」じゃなくて、「自分が食べてみたいから食べる」というマインドが作れるように、楽しい体験をしてみてくださいね。


子どもが大人に言われなくても遊び出すのは、遊ぶことと自分が繋がっているからなのですよね。これは遊ぶことに主体があるということになります。


なので、それと同じように子どもが大人に言われなくても食べ出す為には、食べることに主体を持つことが大切なのです。








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