なんだろうなー、お産が近くなりそのことと仕事だけに集中したいのに、心を揺さぶる出来事がやってくる・・
『 より良い関係性を築く方法は「コミュニケーションとネゴシエーションの違い」にあった 』
に書いた人から頻繁に連絡があって、お互いの目的の違い(コミュニケーションとネゴシエーションの違い)に気が付いてからは以前とは違う風に私も相手を捉えるようになっていたのだけれど、
今はもう連絡をしてこられるのが本当に嫌だったから、それを素直に相手に伝えたのですが、
「私はいつも自分のしたいことを優先している」
「自分がしたいからする」と
こちらの「今は連絡をしないでほしい」という要望に対して、この一点張りの答えが返ってきました。
「私にも気持ちがあります。相手にも思いがあることが分かりませんか?」と聞いたら
「相手のことを考えて生きるのもいいけど、私は違う」と言われてしまいました。
ま、これぞコミュニケーション(話し合い)をしているのか、ネゴシエーション(主張を通す為の交渉)をしているのかの違いか、と思ったけれど、
それにしても、この人の「自分を優先する=自分を大切にする」ってなんか違うのですよね。
自分を大切にしたり、自分を優先することは本当に大事なことで、私も先ずは自分を満たすことを大切にしているのですが、
自分を本当に大事にできていたら、他人のことも大事にできるはずなのですよね。
だって、自分に欲求があるのを知っていたら、他人にもその人の欲求や要望があることが分かるから。
自分を大事にしていたら、自ずと相手を「尊重」することができるはずなのです。
自分の願い(思い)を自分で叶えることをちゃんとしていたら、他の人の願いの邪魔をするわけがないんです。
じゃあ、この人は自分の気持ちを優先することで何をしているのかと思ったら、
「承認の欲求を満たすこと」をしようとしているのですよね。
私をみて!私の意見を聞いて!私は人に意見を聞いてもらえるだけの価値がある人なんだよ!
と一生懸命に自分の存在を認めてもらおうと主張をしているんだなーと思いました。
「自分を大事にする」という行動の中にはどんな目的があるのか、どんな思いが原動力となって働いているのか、
これを見つけることで、自分も幸せで、相手の幸せも邪魔しないことができる「幸せの循環」を作ることができるのかどうかが変わってきます。
幸せの循環を作る為には、
もし、自分がコミュニケーションじゃなくて、ネゴシエーションを相手としているなと思ったら、
そう思ったということは相手にも主張があることが先ずは理解できたということだから、次は承認の欲求を相手に求めなくても良いように、自分を許し認めることが大事になります。
その為には、「自分の価値は自分で決めていいこと」や「認めてもらいたい、という気持ちは自分で自分を認めてあげることでクリアしていくこと」を知って、
少しずつでもいいからとにかく自分で感じたことや自分の感覚を「いいよー、それでいいよー」と肯定していくことが必要になります。
冷静になってみると分かるけれど、
本当は世の中にダメな人なんて一人もいないのですよね。(子どもも同じです。ダメな子はこの世に存在しません。)
参考記事
『 問題児は心を捻くれさせた素直な子 』
自分の感覚や思ったことを否定するのも肯定するのも、自分で選べばその通りになるのだから、本当は安心して自分を肯定してあげてよいのですよね。
私はやはり自分だけじゃなくて、周りの人も同じように幸せを感じて生きてほしいなーと思っているので、幸せの循環が生まれるような思考でいたいなと思います。
その為に、相手の幸せを願えるほどに、自分が幸せでいることを大切にしたいと思います。
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