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仕事に家事に子どものことに、いろんな人との人間関係に・・社会に出て働くお母さんは(そうじゃないお母さんも)自分が思っている以上に毎日を懸命に生きているんじゃないのかなと思います。


上手に息を抜くことができる時もあるけれど、知らず知らずの内に頑張りすぎていて気が付いたら疲れきっているということもありますよね。


疲れていると何が大変になるのかっていうと、気持ちにも体にも余裕(余白)がなくなるので、相手のことを考えることができずにぶつかってしまったり、


自分の気持ちの整理がつかないがために、無闇に子どもに怒ってしまったり、イライラしてしまったりと感情のコントロールがきかなくなることではないでしょうか。


私も毎日を常に穏やかに過ごしているわけじゃなくて、いろんな感情に出合いながら暮らしています。


この週末にはドカーンと落ち込む出来事があって、、負の感情に全身が支配されるという体験をしました。


いつもならば感情を出した後には整理ができて簡単に気持ちを切り替えることができるのですが、今回は全身が重く、頭も体も心も重力に逆らえない感覚で下へと落ちていく感じを味わい、上を向くことも立ち直ることもできませんでした。


しかし、お産が近いので何とか良い状態に持っていきたいと思っていたのと、感情のコントロールがきかない自分に絶望し何とか自分を変えたいと思ったので、


良いアイディアを見つけようと本屋さんに行って、「あらゆる感情はコントロールできる」「感情を整理する」という内容の本を買って読んでみました。


今思うと出産前の妊婦(本能に近い状態になっている人)が感情をコントロールする本なんて・・・マジメかっ!!とツッコミたくなります(笑)


けれど、本の内容は理解し面白いなーと納得はしたのだけれど、私の気持ちは落ち込んだままで立ち直ることができませんでした。


どうも勝手に涙がポロポロと出てきてしまうので解決法が違うんだと思い、自分と向き合ってみることにしたのですが、そこで出てきたのは「自分を責めている気持ち」でした。


私は自分をとても責めていることが分かりました。


(何を責めていたかと言うと、感情的になる自分をです)


それと同時に頑張りすぎていた自分(頑なになっている自分)にも気が付きました。


いつの間にか妊娠中も仕事をするということが、赤ちゃんをお腹に抱えている状態でも休めないと思い込み自分にプレッシャーをかけている状態になっていることが分かりました。


もう、それが分かったら自分が可哀想でたまらなくて・・(笑)


すぐさま、自分を許し、頑張っている自分を認め、自分に愛と休息をあげることにしました。


そう、私の本心が欲しがっていたものは、自分を変える為の知識じゃなくて、自分への愛だったのです。


「頑張ってるねー、大丈夫だよー、そのままの私でいいよー」と自分を受け止めつつ、どんな気持ちになりたい?と自分に聞いてみると、


リラックスしたい、嬉しい気持ちになりたい、安心したいという思いがでてきたので、


「それをどうやったら叶えられるかな?」「今何がしたいかな?」「何が食べたいかな?」「どんなことが必要かな?」と更に聞いてみると、


アロママッサージを受けたい、産後用の可愛い下着が欲しい、バランスの良い定食が食べたい、お花を家に飾りたいと具体的な案がでてきました。


じゃあ、叶えましょう〜


ということで、マタニティのアロマサロンを検索し実際に施術をしてもらい、下着屋さんに行って満足するまで吟味をして買って、美味しい定食(1000kcalあったけれど)を食べて、帰りに小さなブーケを自分用に買いました。


バレンタインで自分にチョコレートも買いたいなーと思ったのですが、もうたくさん自分に与えてあげられたと思いチョコレートは買いませんでした。


しばらく振りに自分だけにお金も時間も労力も費やしたら、この世でたった一人しかいない大事な自分を大切にできた喜びが湧いてきてとても心が満たされたのが分かりました。


そして、家に帰ると


とどめに、私が買った10倍の大きさの花束とチョコレートケーキをパートナーがプレゼントをしてくれて(!)驚きと共に落ち込んでいた気持ちは完全に吹っ飛んだのでした(笑)


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ピンクのお花が自分からのプレゼント。大きいのがパートナーから。偶然にも同じお花屋さんでした(笑)



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「みかちゃんバレンタインのチョコ、欲しいだろうな」と思って買ってくれたそうです。諦めたチョコがやってきてくれて嬉しかったです!


「自分の本心に気が付いてあげること」「自分を労ること」


これが、今回の私へのメッセージだったんじゃないのかなと思います。


忙しい日々や、物理的に自分以外に費やすものの多さに隠れてしまっていた(隠してしまっている)「自分という大事な人」がいることを思い出してーと出来事は言ってくれていたのだと思いました。


この世にたった一人しかいない自分を護ってあげるのも、労ってあげるのも、大事にしてあげるのも、


「自分」しかできないことで、自分がしてあげられることなのですよね。


特に「お母さん(親)」という人は、自分を犠牲にしてまで子どもや家族を守ろうとする生き物だからこそ、意識をして自分という人を大事にしてあげないといけないと思います。


疲れちゃったら自分を労ること


自分を優先させていいこと


自分を大事にしてあげないといけないことを思い出すことと、


隠れてしまっている本心に気が付いてあげることが、子どもや家族とハッピーに暮らす為にも大事なことなのです。


そして、誰かに何とかしてもらおうとする前に「自分で何とかしてあげようと思うこと」が自分への愛を注ぐ第一歩となります。


誰かが労ってくれるのは、自分で自分を労った後の副産物なんだと思って、みなさんも自分を大切にしてあげてくださいネ。





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