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赤ちゃんが眠るアウトドア・ライフスタイルの勧め〜その1〜 』で書いた「お日様の力を借りて赤ちゃんの体内時計を作る」という安眠法と平行して大事なのが、


「自力で寝入る習慣をつけること」なのですが、今回はどうやって赤ちゃんが自力で眠るようなったかの例をお伝えしたいと思います。


そもそも何で生後間もない赤ちゃんに「自力で寝入る習慣をつけること」が必要だと思ったかというと、


「お日様の力を借りて赤ちゃんの体内時計を作る」をして夜になると眠たくなる赤ちゃんでしたが、


添い乳(横になりながら授乳するやり方)をし始めて少し経つと赤ちゃんが夜起きる度におっぱいを探すようになり、


というか、寝入った時におっぱいをくわえているので、おっぱいを吸うことが寝入る時の習慣になっていておっぱいがないと眠れないようになってしまったからです。


お腹が空いていなくても夜中にちょっと目が覚めた時におっぱいを吸いたがるようになったので、私は睡眠の浅い赤ちゃんが目を開く度におっぱいを出すことになり寝不足が続いてしまいました。


そうすると仕事もあるし日中に眠れるわけじゃないので心身ともに疲れが溜まり、赤ちゃんとの暮らしにシンドさが出てきてしまいました。


それで、赤ちゃんとの暮らしを辛いものにするんじゃなくて心から楽しみたいと思ったので、赤ちゃんが寝入る時の環境を整えようと思い「自力で寝入る習慣をつけること」をしようと思いました。


じゃあ実際にどうやったら生後間もない赤ちゃんが「自力で寝入る習慣をつけること」ができたかというと、私が赤ちゃんにしたことは


1. 添い乳をやめる(おっぱいを飲みながら寝に付く習慣を変える)


2. 眠る前の授乳を終えたら電気を消す(食事と眠る環境を分ける)


3.「今まではおっぱいで寝てたけど、今日からはお布団で一人でネンネするよ〜。ネンネできるとたくさん眠れて気持ちがいいよ。やってみようね」などと習慣を変えることを赤ちゃんに話す(赤ちゃんは頭じゃなくて感覚で理解するので、ちゃんと話すようにする)


4. 寝る時間になったら「 寝る時はお布団でネンネだよ〜、一人で眠れるよ〜、大丈夫だよ〜、ネンネできるよ〜」と声をかける(暗示をかける)


5. 赤ちゃんが眠たくて泣いたら抱っこをして「眠たいんだね、そうだよね、わかるよ〜」と共感する言葉をかける(否定とか命令はしない。否定や命令をしてしまうと眠ること=恐怖になるから、眠ることに対して怖いというイメージは与えないようにする)


6. 泣く度に抱っこをして共感する言葉と暗示の言葉をかけてあやし、眠りかけたらお布団に置いて自力で寝入るようにする(抱っこで完全に寝てしまったらオムツを替えたりして目を覚ましてもらう)


7. また泣いたら抱っこをして 6. を繰り返すと何度目かで眠気が勝ってお布団で自分で寝るようになる(大人が途中で諦めないことが大事)


8. 夜中に起きたら 4.7. を繰り返す(習慣を変える初日は大人も覚悟を持って接する)


9. キスやハグや頬ずりなどは好きなだけする&「大好きよ、愛しているよ」などの気持ちを伝える(愛が伝わって赤ちゃんが安心し、眠ることが恐怖じゃなくて喜びになるので大人がしたいと思うだけする)


10. 自分で眠れたら「やったねー!自分でネンネできたね。すごいすごい!」などと喜びの声をかける(一緒に喜ぶ)


こんな感じでいつか自分で寝付けるようになったらいいな〜と思いながら添い乳をやめ、眠る時の習慣を「お布団で自分で眠ること」に変えていきました。


そうしたら、なんと生後1ヶ月半の赤ちゃんが1日で自分でお布団で寝付くようになりました!


子どもや赤ちゃんの順応性は高いですね・・♪


ちなみにお昼寝はあくまでも仮寝なので、明るく騒がしいところですると良いです。赤ちゃんは抱っこやベビーカーやバウンサーで眠っています。お布団は夜だけにしています。


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Pygmy Outdoor Lifestyle School FUTAKO TAMAGAWA(ピグミーアウトドア・ライフスタイル・スクール二子玉川) のお姉ちゃんやお兄ちゃんにお世話をしてもらったり、頭を撫でてもらってスヤスヤとお昼寝したり・・

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こんな風に柔らかい布で体を巻いてあげると安心度も増して寝やすいかもしれません。手も入れてあげるとモロー反射による目覚めも防げます!


自分で眠れたという自立は赤ちゃん自身にとっても幸福なことで、朝になるとニコニコしながら起きて私を見つけると笑顔いっぱいで話しかけてきてくれます。10時間眠る内夜中の授乳があるので途中で2回は起きるけれど、きっと寝足りているんだなーと思います。


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※私は隣で一緒に眠っています(添い寝しています)


※たまに6時間まとめて眠る時があるのですが、私は普段は3時間間隔で授乳をしているので乳腺炎になりかけたことが何度もありました。授乳をしている方はその辺りを気を付けてくださいね


夜中の授乳後は、ゲップをさせてからお布団に置いてオムツを替えて(オムツが気持ち悪いとそれで起きてしまう時があるので授乳後はオムツを見るようにしています)また自分で寝入るの繰り返しです。


この習慣をつけるに当たってのポイントは、「大人が勝手に環境を変えるのではなく、赤ちゃんにちゃんと話して一緒に取り組むこと」です。


赤ちゃんを観察していると、こちらが理解を示すと機嫌がよくなり、赤ちゃんの気持ちを無視した行動をすると泣いて訴えてくるので、生まれて間もなくても「尊重」されることを求めていることがよく分かります。


だからこそ、大人だけでしようとするのではなく、赤ちゃんとコミュニケーションを取りながら行うとことが大切になります。


それと、赤ちゃんが安心感を持てることが大事なので、心に思っていないことは言ったりはせずに、本当に一人で眠れたらいいんだよ、眠れるよと先ずは大人が信じることが大切です。


「お日様の力を借りて赤ちゃんが体内時計を作れるような環境を作ること」


「赤ちゃんが自力で寝入る習慣をつけること」


この2つがセットで揃うと楽に赤ちゃんが眠るようになるので、是非寝ない子がいたら試してみてくださいね。


孟母三遷の教えでもあるように「環境」によって子どもは実際に変わるので、子どもや赤ちゃんに求めることがあるのなら、大人が一緒になって環境作りをしていきましょう。そして、赤ちゃんとも子どもとも楽しい暮らしを作っていきましょうね。


アウトドア・ライフスタイル、オススメです♪





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