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大阪で大きな地震がありましたね。関西方面にお住まいの皆様はご無事でしょうか。


現地の様子をニュースで見ると、子どもたちは怖かっただろうな、親御さんたちは心配しただろうな、NICUに入っている赤ちゃんは大丈夫なのかな、などといたたまれない気持ちが押し寄せてきます。どうか余震も起こらずに早く復旧できますように・・。


今日は Pygmy Outdoor Lifestyle School FUTAKO TAMAGAWA(ピグミーアウトドア・ライフスタイル・スクール二子玉川) で毎月開催してはいますがより記憶が新しい内に避難訓練をしました。


今回の大地震では悲しいことに9歳の子が塀の下敷きになって亡くなってしまったので、子どもたちと塀も崩れることがあることや、歩く時に気をつけることなどを話し合って、実際に第一避難所の中学校まで歩く練習をしました。


歩く途中では


・塀から離れて歩くこと


・ただ道路には出ないこと


・自動販売機や木が倒れてくるかもしれないから離れて歩くこと


・頭をバックパックで守ること(重い場合は中身を捨ててもいいこと)


などに注意をしながら進みました。


そして、何より避難訓練で大切なのは「主体を持つこと」なので、


子どもたちが大人に言われてやらされているのではなく、自分の事だと認識しながら動けるように、大人は安全確保をしながら最低限の発言だけをし子どもたちを見守りました。


避難訓練も大人が誘導して子どもはただ付いて行くというスタイルで行うと、本当に子どもたちは「ただ付いて行くだけ」になります。


自分で気を付けなくても連れて行ってもらえるので、避難訓練をしているという意識はあっという間にどこかへ行ってしまい、、


子どもたちはボーッとしたり、前を歩く子にちょっかいを出したり、遊びながら歩いたりしてしまいます。


それを防ぐためには、子ども自身が避難訓練をしているという意識を持つことが大切なので、主体を持って動けるようにある程度子どもに委ねることが大事になるのです。


なので、Pygmy流の避難訓練は大人が先頭に立って子どもたちを導くのではなく、子どもを先頭にし、それぞれに委ね主体を持って動く環境を作っています。


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道路も自分の目で見て安全を確かめて渡ります。


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どんなことが危険なのかを自分たちで探しながら歩きました。


避難訓練に集中した後は、今度は自由に遊べるように多摩川河川敷へ移動しました。


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自由にできる時間があると小さい子でも集中することができるので、


私たちは避難訓練をしたり、クッキングをしたりと何かに集中することをする時は、必ず自由に遊べる時間を確保し、セットにして行うようにしています。


もし、落ち着きのない子や大人の言葉を聞けない子がいたら、是非「自由」をうーーーんと増やしてみてくださいね。


自分の思うままに行動できる時間がなければ Pygmy School に通う子も大人と共に作業や行動をすることは難しくなります。


思い思いに動ける自由な時間があるからチームになっても行動ができるので、元気な子にとってこのセットがとても重要になります。


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多摩川河川敷では、


カナヘビを捕まえたり


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てんとう虫を腕に這わせたり


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お花を摘んだり


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木に登ったり・・と


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自由気ままに過ごしました。


地震大国の日本に住むという選択をしている私たちは、いつ地震があっても良いという覚悟を持つことが大事になります。


そして、我が子を守る為には、我が子自身に我が身を守る術を付けてあげることが大切になります。


是非、皆さんもお子さんと一緒に「子どもが主体を持つ避難訓練」をしてみてくださいね。






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