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週末に Pygmy Outdoor Lifestyle School FUTAKO TAMAGAWA(ピグミーアウトドア・ライフスタイル・スクール二子玉川) でファミリーイベントを開催し、神奈川県にある道志川で川遊びをしてきました。


保護者様がこんな感想をデジタル日誌に書いてくださったのですが、


『感心したのが、ピグミーっ子は自分ができること、できないこと、やりたいこと、(怖くて)やりたくないこと、をしっかりわかっているようで、◯◯ちゃんも我が子も川に入っても危ないことは一切せず、自分が行ける範囲で楽しんでいたことです。


日ごろ遊びと自己責任の感覚を積み重ねた結果ですね。大人が四六時中監視していることは不可能ですし、こうして自己管理ができる子供達に成長していくと、小学生になって親の目を離れることが多くなっても安心ですね。』


(保護者様、ありがとうございました!)


これって本当に大事なことで、


「感覚を通して自分のことを分かっている」ということは、「無意識に危険回避ができている」ということなので、


「自分を知る」ということは、川や海などの自然の中で遊ぶ時の大事な我が身を守る術となります。


先日、川遊びに慣れていない小学生と一緒に本格的な川(道志川)へ行ったのですが、大人でも簡単に流されてしまう流れの強い場所にも関わらず、「ぼくは泳げるからもっと深い所へ行きたい」と言い続けていました。


その子はプールで泳げることと川での泳ぎは全く違う経験値が必要だということを体験を通して知れていないんだなと思ったので、


流れの強い所で大人が川の流れに逆らって泳いでみて、前に進まない姿を見せたら少し理解をしたようで、浅い場所から川に入ることをしていました。


※実際に子どもが自分で体験をすることが1番の体や頭で理解することに繋がるのですが、流れの速い所ではその行為そのものが危険になるので私たちはしていません。皆さんもくれぐれも川では無理をしないでくださいね。


ちなみにその小学生は川へ行く回数が増える度に体での理解が進み、等身大の自分で自然を楽しめるようになりました。


この小学生がもし子どもたちだけで川に来ていたらと思うと・・・本当にゾッとします。


夏がやってきて水遊びが楽しい季節になったけれど、子どもが溺れて亡くなってしまうという悲しいニュースを目にすることも増えました。


地域によっては家の側に川があって、上記で保護者様が書いてくだっさったように日頃から自然に触れることができたり、自己責任の感覚を積み重ねることができる子もいるけれど、


現代の多くの子どもたちは、大人が連れて行ってあげるなどをして環境を作ってあげなければ経験値を積むことはできません。


だからこそ、ちょっと海や川や湖に入るだけだからと過信せずに、必ずライフジャケットなどを着用して大人が物理的に子どもを守ってあげることと、


日常の中で我が子自身が「感覚を通して自分のことを知れる」ように、大人が何でもやってあげたり、危険を回避するのではなく、


子どもが「主体性」を持ち自分でいろんな経験値を積めるように、子どもに委ねることをしてあげてほしいなと思います。


『平成30年7月豪雨』で被害に合われた方々の様子をニュースで見る度に胸が痛くなりますが、「自然災害」という人がどうすることもできないこと以外では、


大人たち次第で子どもたちの命を守れることも多くあるので、我が身を守る術を子ども自身が付けられるようにしてあげたいと思います。


皆さんも夏を楽しむ為にも、我が子が日常でどんなことを積み重ねているのかを是非見つめてみてくださいね。


そして、海や川で泳ぐ際はマンツーマンで見ていてあげれない場合はライフジャケットを着用してくださいね。










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