子どもは経験から学ぶ。
「どうしたら自分の言うことを聞いてもらえるのか」
いろんなトライをして、親が聞いてくれるやり方を覚える。
癇癪を起こす
泣き続ける
怒ってぶったり蹴ったりする
物を投げる
黙って何も言わなくなる
下の子に八つ当たりをする
拗ねて動かなくなる
直ぐに「ごめんなさい」と言う
お手伝いをする
大人の都合のいい子になる
自分の主張を通したい時
子どもはいろんなトライをして
効き目があることを素直に覚えて
「その手」を使うんだ。
泣いて抱っこをしてもらえたら泣くし
癇癪を起こして聞いてもらえたら起こすし
怒って解決するなら怒るし
黙っていて相手から話しかけてくれるなら黙るし
動かなくて親が迎えに来てくれるなら動かなくなるし
「ごめんなさい」と言って許してもらえるなら直ぐに謝るし
いい子にしていて何でもしてもらえるなら
大人の都合のいい子になる。
これは賢い子どもたちの生きる術で
本質に基づいた行動。
だから、大人が行動を変えると子どもの「その手」を変えることができる。
泣いたら抱っこをしてあげるんじゃなくて
笑っている時にも抱っこをすると
子どもは抱っこをしてもらう為に泣くことをしなくなる。
癇癪を起こす前に向き合って言い分を聞いてあげていたら
子どもは癇癪を起こす必要性をなくす。
怒って攻撃をしても大人がしてはいけないことだと一貫性をもって接していれば
子どもは怒ることでは何ともならないことを理解する。
いい子にすることが大事なんじゃなくて
その子らしくいることがいいと大人が伝えていたら
子どもは自分らしさを表し
大人の都合のいい子じゃなくて
自分の気持ちに素直ないい子になっていくんだ。
子どもがしていることは
経験から学んだことばかり。
目の前にいる我が子の行動は
いつでも大人たちの姿と接し方の結果。
だからする経験を変えてあげると結果は変わるよ。
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