新年明けましておめでとうございます。2019年、皆様はどんな日々をお過ごしですか?
2019年の Pygmy Times は
乳幼児がいるファミリーでも楽しめるアウトドア遊びを取り入れたライフスタイル(生き方・暮らし方)の提案を発信していきます。
・四季を活かした子どもとの暮らしを楽しむための工夫やアイディア
・子どもと一緒に楽しめるアウトドア遊びのやり方や楽しみ方
・子どもの発達段階や成長のメカニズム
・ Pygmy Outdoor Lifestyle School のこと
・子どもがいる人生の楽しみ方
などを中心にお伝えしていきたいと思いますので、どうぞ楽しみにしていてください。
さて、元日は私は小学5年生ともうすぐ11ヶ月になる息子たちとパートナーと一緒に、富士山の5合目にある佐藤小屋を目指して登山を楽しみました。
いつもは大晦日に登って山小屋で年越しをすることが恒例なのですが、今年は赤ちゃんがいたので日帰りにすることにし元日の朝に富士山へと向かいました。
佐藤小屋までの登山は吉田ルートの0合目(馬返し)から登り始めるのですが、登山道はその年によってそのまま火山岩や砂地の道だったり雪や氷で覆われていたりと変化があって、天気予報である程度の予測はつくけれど、その日にならないとどんな登山になるのかが分からないという面白さがあります。
今年の登山道の状況は、雪は少ないけれど4合目付近からアイスバーン状態でアイゼン(靴の裏に付けるトゲトゲのギア)が必須でした!
赤ちゃんはベビーキャリアに乗って嬉しそうにしてたけど、
一眠りした後に段々と下がる気温の変化を感じて不快に思ったのか大泣きをして、顔が風に当たるベビーキャリアから降ろしてエルゴで抱っこをしました。ウールの毛布で包んだら落ち着いてそのまままた眠りにつきました。
私は赤ちゃんを抱っこしながら氷の冬山を登るという状況になり、キツくて途中で諦めたくなったけれど・・
普段 Pygmy Outdoor Lifestyle School FUTAKO TAMAGAWA(ピグミーアウトドア・ライフスタイル・スクール二子玉川) の子どもたちと登山をする時に言っているように、「辛くなったら“今”だけを見て楽しもう」と自分に言って励まし、最後まで無事に登りきることができました。
山登りの良さの1つに、「自分と向き合う時間をもらえる」というのがあります。
山という変わらない相手に映し出されるのは「今の自分のそのままの姿」だから、淡々と登る中では自分の今の体や精神の状態を知ることができて、直ぐに体がキツくなれば体力の低下や栄養のバランスが崩れていることが、楽しむことができなかったら心に余裕がないことなどが分かります。
私は今回の登山では、眠る赤ちゃんを抱っこしながら、
歩き続けることができる脚力や体力があること、赤ちゃんを抱っこして登山ができるという機会があること、お兄ちゃんが全く手がかかることなく、逆に助けてくれるくらいに成長していること、頼もしく支えてくれるパートナーの存在のことなどを考えて有り難さを感じていました。
お兄ちゃんも私を精神的に支えられるくらいに心に余裕がある状態だということが分かって、それも嬉しかったです。
後は、途中で諦めたくなっちゃったから、もっと余裕を持って登れるように体力を付けようと思いました。楽しく登るのも辛くなるのも”自分次第”で変えることができるから、いざ本番!という時に後悔しないように日常から意識をしていこうと思います。
そんなわけで、今年もアウトドア遊びで始めることができた1年を子どもたちと思う存分に楽しんでいきたいと思います。
皆様も子どもといる「今」を目一杯に感じて良い日々をお過ごしください。
本年もどうぞよろしくお願いいたします♪
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