春の旬が美味しい!先日 Pygmy Outdoor Lifestyle School FUTAKO TAMAGAWA(ピグミーアウトドア・ライフスタイル・スクール二子玉川) で潮干狩りをしました。
潮干狩りは毎年しているのですが、昨年はGW明けの5月にしたらアサリが小さかったり少なかったりで潮干狩りというか、主に広大なお砂遊びを楽しむこととなったので・・(笑)、今年は時期を早めて4月の下旬に行ってきました。
行ったところは 海の公園 です。
海に着くとふわっと潮風がやってきて磯のいい香りが〜!
海はいるだけで五感が刺激されます。毎回違う海の色や状態(視覚)、波の音やトンビの鳴き声が聴こえて(聴覚)、海に触れれば冷たかったり温かかったり(触覚)、海を舐めればしょっぱいし、赤ちゃんなんかは砂を舐めてみたり・・(味覚)、直接脳に届き記憶となって残る磯の香り(嗅覚)などなど。
けれど、その子によって感じ方は違うから、大人が例えば上記のことを先に教えたりしてしまうと、頭での理解になってせっかくの感じる機会は奪われてしまうので、
五感への刺激が多い自然の中に行ったら大人は子どもに教えるんじゃなくて、一緒に感動したり楽しんだり五感を研ぎ澄ませて感じることを私たちは大切にしています。
さて、今年はアサリはどうでしょう??見つかるかなーー??
・・・・・
じゃーーん!!
「あったー!!!」「見つけたーー!!」「またあったーー!!」と直ぐにアサリは見つかり子どもたちも大興奮でした!!
こーーんなにたくさんのアサリを採ることができました♪
こちらの会場の決まりでは2㎝以下のアサリは採ってはいけないことになっているので、最後にこの中から大きなものだけを選別し持ち帰りました。
海にはアサリの他に
小魚やヤドカリや海藻や
初めて見る丸い形をしたカニなどに会うことができました。
潮干狩りを終えた後も、砂浜でお砂遊びをしたり
枝を見つけて遊んだり(木の枝、子どもは本当に好きですよね)、
駆け回ったり、カラスを追いかけたり・・(カラス、なぜか飛ばずに駆け足で逃げていました。結果は体力が尽きた子どもたちが負けてカラスは逃げ切ることができました!)と元気いっぱいに遊んでいました。
Pygmy School では体験を“出来事”で終わらせるのではなく、ライフスタイル(生き方)にして暮らしに取り入れているので、何か収穫の体験をしたら、それを食材にしてアウトドア・クッキングをして頂いているのですが、
参考記事
今回採れたアサリで何をクッキングしようか?と子どもたちと相談すると・・「パスタ!!」と即答が返ってきました(笑)
と、言うことで・・・
アサリが新鮮なうちに次の日に採ったアサリでアサリのパスタをアウトドア・クッキングしました♪
一晩塩水に浸けて砂を出し切ってくれたアサリを先ず刻んだニンニクとオリーブオイルと共にコッヘル(アウトドア用のお鍋、クッカー)に入れてワンバーナーで熱したのですが、
自分で採ったアサリたちなので海では目を出して生きていたことを知っている子どもたちは
「アサリ、死んじゃったかなー」「もう動かないかな」「かわいそう」などと心が痛む様子を見せていました。
(「じゃあ食べない?」と聞いてみると、即答で「たべるーー!!」とお返事がありました笑)
生き物に触れる体験+調理はこういった心を子どもたちに届けてくれますよね。自然が育ててくれる素敵な心です。
しかし、次第にいい匂いがしてくると「もうアサリ開いたかな?」「もういいんじゃない?食べれるんじゃない?」と言い、何度も何度も「蓋開けて見せて!」とアサリの状態の確認をしていました(笑)。食欲は正に本能ですね!
いい出汁が出てきて完全に開いたアサリに麺つゆで味をつけ、別のワンバーナーで茹でたパスタと絡めてお好みで刻み海苔とバターを和えてアサリのパスタが出来上がりました。
それを食べた瞬間「なんだこれー!うますぎるーーー!!」と子どもが吠えました(笑)
多摩川河川敷では、ソメイヨシノの次に咲く八重桜が満開で、春がくれる美しい景色の中でパスタを頂きました。
心で生きている子どもたちにとっては、自分で採ったアサリをアウトドア・クッキングして食べる体験は、高級レストランのパスタに勝る美味しさがあるのですよね。
(ちなみに私たち大人も夢中でアサリ採りを子どもたちと楽しんだので、唸る旨さを味わうことができました!)
お口の中から少々ニンニク臭がする子どもたち(笑)。きっとその匂いから日中に楽しんだ様子を親御さんは想像してくださることでしょう。
是非皆様も「潮干狩り+調理」で春の海の旬を暮らしに取り入れてアウトドア・ライフスタイルを楽しんでくださいね。
そして、その際は思考を停止させて子どもと一緒に思いっきり感じてくださいネ。感じた分アサリ料理が唸る旨さになりますよ〜♪
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