マグロの一本釣りで有名な青森県の大間漁港へ行った次は、息子の本命のホッケ釣りをしに秋田港へ移動しました。
参考記事
私たち家族は毎週末やGWやお盆などの休みの予定を子ども含め全員で話し合って決めるのですが、そもそものこの旅は、YouTubeで秋田港でホッケを釣っている人を観て息子が「秋田港でホッケを釣りたい!」と言ったことが始まりでした。(なんて単純な!笑)
東京から秋田港までは車で約8時間かかり、1歳2ヶ月の子もいて大人はお世話に手がかかるので、「GWは秋田で釣りをしたい」と息子から聞いた時は正直「あ、あ、秋田ーー???遠いー!!」と驚いたのですが・・
そもそも子どもは突拍子もないことを言い兼ねないけれど、私たちは子どもを自分たち(夫婦や大人同士)と同じように対等な関係として捉えているので、対等な相手が心のままに発言したことを大事にしそのままを受け止めるようにしている為、
今回秋田へ行くことも、初めから「遠いからできない」と決めずに1歳の子含めて全員が快適に楽しくいれるような旅にするにはどうしたらいいかと、やれない理由ではなくできる工夫を考えて実行することになりました。
それに“子どもと話し合う”とは、大人が子どもの発言を頭ごなしに「できる、できない」と判断することではなくて、やれる工夫を一緒に探したり、共に調べて話して決めることで、
これを大人だけでしてしまうと、子どもは大人の支配下にいることになり対等な関係性ではなく上下関係になってしまい、
そうすると子どもは大人の顔色を見て発言するようになったり、何か不都合があった時に自分で決めていないが故に「人のせい」にして当たるようになり、暮らしや旅が「大変なもの」になってしまいます。
なので、ファミリーが全員で楽しく暮らしたり旅をする為には、支配するされるの上下関係ではなく、普段からお互いを尊重し合う対等な関係性を築くことが大切なのです。
そして、対等な関係性とは、それぞれが主体性を持つことを言います。誰かが勝手に判断して決めたり、大人が子どもに言い聞かせたり、まだ子どもだからと言って大人が決めてしまうのではなく、それぞれが主体を持って行動できるように「子どもを信じて委ねる」ということが大人に必要になります。
全員が主体性を持って動いていると、それぞれ自己完結ができるので、我慢をして不満を人にぶつけることも、イライラすることもなく、自分で勝手に楽しんで幸せでいることが可能になります♪
さて、秋田に着き、息子はルンルンな様子で釣具屋さんに行きホッケ用の餌を買いました。
そしたら、お店の方が
「ホッケが釣れる時期は終わったよ〜」と教えてくれたのでした。
・・・・!!!
ホッケ、釣れないの・・・・!!!???
(ちょっとウケるーー笑)
息子、ショックを受けるかしら?どうするのかな?とドキドキしていると、さすが主体的に動いてきただけあって、
息子は「ま、釣りしてみようか」と言って、グズったり文句を言うこともなくそのまま秋田港へ移動することとなりました。
実際には秋田県ではこの時期にホッケが釣れるそうなのですが、その年の寒暖の様子で変わるそうです。考えると自然相手のことなので当たり前のことですよね。
後々ニュースで知ったのですが、強風で木が倒れ軽自動車が潰れてしまう事故があったそうです。そのくらい強風だったのですが、「よし!釣ってやるぞ!!」と釣りチームは意気込み、釣りをし始めました。
何時間釣りをしたのかな?結果、メバルが4匹釣れました!!
が、その内の3匹は目を離した隙にカラスが持って行ってしまいました(涙)
残った1匹は息子が捌いてくれてお味噌汁にしました。
マグロの記事にも書いたけれど、
参考記事
このメバルの中には、
東京から秋田に来た移動時間や、ホッケ釣りを夢見た息子の思いや、願いを叶えてあげたいという一心で長時間の運転をしてくれたパートナーの気持ちや、何時間もかけて釣った2人の労力や、卵から成魚になったメバルの物語や、釣り竿を作ってくれた人がいたりと・・(笑)
切りが無いが程のストーリーが入っているのですよね。
なので、こちらのメバルも感謝をしながらありがたくその物語ごと頂きました。ありがとうございます!ご馳走さまでした♪
何かを食べる時や体験する時は、その中にあるものを感じ取ることで何倍にも貴重な感覚を得ることができます。
私も目に見えることを全てにしないで、見えないことを想像できる心の豊かさを持ち続けようと思いました。
釣りを終えた後はスッキリとした気持ちで展望台へ行ったり、
広場へ行って1歳さんも体を動かしました。
子どもとヴァンライフ、東北の旅。次はもう1つの息子の目的の「田沢湖に行ってクニマス未来館でクニマスを実際に見てみたい」と、植物好きな私の「ハーブガーデンに行きたい」を叶えに田沢湖へ行きます♪
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